「Volkswagen presents 第2回カーソムリエ学生選手権」二次選考・最終選考会レポート(1/2)
東京都心で45年ぶりの大雪に見舞われた2月8日、オートックワン本社にて「Volkswagen presents 第2回カーソムリエ学生選手権」の二次選考・最終選考会が実施されました。
二回目の開催となる今回の学生選手権は、参加校119校、受験者数248名と、参加校・受験者数ともに、昨年の前回よりも大幅に増加。二次選考・最終選考会には病欠の2名を除く24名の一次選考通過者が、西の遠方は山口県、東は岩手県からも参加があり、去年よりもさらに若者の注目度が高くなっていることを実感させます。
「カーソムリエ学生選手権」の二次選考・最終選考会では、作文を含む筆記試験を受験した後、成績上位者10名が最終選考の面接試験へと進み、最終的には3名が選出されることに。
3月にスイスで開催される「ジュネーブモーターショー」のプレスデイ取材、さらにはフォルクスワーゲンが経営する自動車のテーマパーク「アウトシュタット」の見学ツアーにも参加できるという、クルマ好きの若者にとっては奇跡のようなイベントといえるでしょう。
当レポートでは、その3名選出のための二次選考・最終選考会の様子をご報告致します。
受験慣れしているはずの学生たちは、これまでに経験してきた受験とは異なる雰囲気の中、独特の緊張感を楽しんでいるように見えました。
まずは筆記試験終了後、待ち時間の間に無作為に学生さんに、「応募の動機」や「試験の手応え」、「ジュネーブショーでは何を見たいのか?」について質問してみました。
石河雄太さん(名古屋工業大学)
「去年の第1回カーソムリエ学生選手権では最終選考を勝ち進み、ジュネーブへ行かせていただきました。今年はVWさんが協賛していることもあり、去年以上に内容が濃いものであると期待しての応募です。
今回の二次選考の筆記試験は、税金などの問題が多く手こずりました。もし今回もジュネーブへ行くことができたら、地元のチューナーさんのコンセプトカーに注目したいと思います。アジアメーカーがヨーロッパでどのようにアピールするのかも興味深いですね」
蔵人修平さん(東海大学)
「幼い頃からテレビドラマやモータースポーツの映像でクルマの楽しさに触れ、クルマ好きになりました。筆記試験では税金や数字などが苦手だったので苦戦しました。クルマの分野ではドラテクへの関心が強いです。ドラテクを磨くと日常での運転でもスムーズな走りや安全性に繋がりますし、知識だけではなく身体で覚えることも重要なので繰り返しの練習が必要になり奥が深いです。
もしジュネーブへ行けたとしたら、ショー会場だけではなくちょっとした移動の合間などに街並みを見たり、現地で走っているクルマを見たりして現地の文化を垣間みたいと思っています」
竹内綾汰さん(豊田工業高等専門学校)
「幼い頃からクルマが大好きで、ミニカーやラジコンなどで遊んで育ちました。特に好きなのはスーパーカーやスポーツモデルで、今の愛車は初代インプレッサWRX。昔のスバル車の排気サウンドが好きで、すごく気に入っています。
ただ速いだけではなく、歴史的な背景やフィーリングが味わい深いクルマが好きですね。今度のジュネーブショーにはランボルギーニのニューモデルのワールドプレミアがあると思うので、想像するだけでワクワクします!」
吉田尚生さん(法政大学)
「駐車場のアルバイトでいろいろな高級外車を見ましたが、特に衝撃を受けたベントレーコンチネンタルGTに乗ることを夢見ています。ベントレーのオーナーさんは品格が素晴らしい方が多いという印象で、ベントレーというブランドが好きになりました。
いつか本場のヨーロッパの街を走るベントレーを見てみたいですね。以前、イギリスへ行ったときにはKIAが数多く走っているのを見て驚きました。ヨーロッパのクルマ文化は奥が深く、興味深いです」
辻本健志さん(山口大学)
「物心ついた頃からクルマが好きで、特に好きなのは輸入車。父が乗っているVWジェッタを愛しており、父から受け継いで20万キロは乗りたいと思っています。クルマはエモーショナルな存在であり、クルマありきの生活を送りたいです。
ジェッタで好きになったVWの本社は憧れの聖地なので、足を運んでみたいという思いから応募しました。ドイツ人がどんな気持ちでクルマと接しているのかを知りたいですね」
堂ヶ平雄作さん(芝浦工業大学)
「幼い頃からクルマが好きで、今年完成車メーカーへの就職内定が決まりました。自動車メーカーへ就職された大学の先輩もカーソムリエであり、強く影響を受けた一人なのですが、知識面で負けないようにしたいと思い、207回という受験回数に達しました。
一次選考スコアでは1位になりましたが、もっともっと自動車に関する知識を深め、見識を広める意味でもジュネーブへ行きたいと切望するにいたったのです」
倉持匡佐さん(早稲田大学大学院)
「クルマは物理的な考察に加え、そのクルマが誕生した時代背景や文化を多角的に理解して、そのクルマの味を噛みしめたいと考えています。筆記試験では作文に『若者の価値観の多様化』について熱く書けたと手応えを感じています。
ジュネーブショーでは、各社のエンジニアが何を伝えたいのか、自分たちが作りたいモノがどう伝わって来るのかを感じ取りたいですね。やはり欧米のクルマには歴史が長い分、歴史的な背景や文化的な成熟度が日本よりも深いと感じるので、その点に注目したいと思っています」
渡辺裕之さん(立命館大学)
「子供の頃からクルマ好きで、大学の4年間はガソリンスタンドでアルバイトをするなど、クルマ中心の生活を送って来ました。クルマ雑誌やWebサイトの記事は、クルマ好きの人は当たり前のように見てくれますが、クルマ好き以外の人はなかなか見てくれず、伝えたいことが伝えられないもどかしさがあると思います 。
大学の卒論は「若者のクルマ離れ」をテーマに、クルマ好きではない人に、いかにしてクルマの魅力を伝えるかを考えました。今後もこれをテーマにして自分なりに取り組んで行きたいです」
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監修トクダ トオル (MOTA編集長)
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