Jeep(ジープ)を超絶ローダウン!? ぶっ飛んだカスタムは未来を担う若者たちの作品だった【東京オートサロン2021】
- 筆者: MOTA編集部
Jeep(ジープ)に代表される本格的な四輪駆動車のカスタムといえば、車高をさらにリフトアップさせ迫力を出すのが一般的。しかし東京オートサロン2021(バーチャルオートサロン)ではそんな定石にとらわれないカスタムカーも数多く見ることが出来る。
今回は、自動車業界の未来を担う若者たちが自由な発想で生み出した、超絶ローダウンのJeepをご紹介!
自動車大学校の学生たちが創り出したカスタムカー
ローダウン過ぎるJeep(ジープ)、「Jeep Leberatio」を創ったのは、静岡県静岡市の専門学校 静岡工科自動車大学校。2級・ボディエンジニアコースの学生たちが自らの腕をふるい製作したものだ。
昭和48年製という年代物の三菱 ジープを“シャコタン”(ローダウン:車高を低くする)にしようという発想から「軽い気持ちで」製作を開始した学生たち。
しかしジープは、ボディ前後を貫く屈強なラダーフレームを持つ本格派。それゆえべたべたのシャコタン仕様に至るまでの道のりは、一筋縄ではいかなかったようだ。
ありとあらゆる手法を用いて車高を落とした!
ラダーフレームは車軸やデフがあたる部分を切断し、自作のCノッチ(C型の補強フレーム)を取り付け。
サスペンションを上下出来るエアサスキットを装着したうえ、フロントアクスルすらも自作。さらにキャビン(乗車スペース)自体の位置を下げるチャネリングという手法を用いたりと、とにかく車高を落とすための執念たるや、凄まじいまでのこだわりを感じさせる。
地道で難しい作業を求められる“チャネリング”を実施
そもそもチャネリングとは、カスタム界ではかなり難しいとされる手法のひとつ。今回の場合なら、フロア部分とキャビンを一旦切り離し、キャビン自体を下方向にずらして再接合している。
それに伴い、シートやペダル位置なども全て低く設定し直す必要が生じるなど、地道な作業を伴うのだ。
得体の知れない雰囲気が、むしろオシャレに見える
手を入れなかったのはエンジンとトランスミッションのみ、というくらい全てを加工しながら仕上げたJeep Leberatioは、原形を留めないほどの超絶ローダウン仕様に仕上がった。
得体のしれない謎の佇まいゆえ、むしろオシャレな雰囲気すら漂わせているのが痛快なところだ。
[筆者:MOTA編集部]
>>こだわりのかたまり! 学生が創ったカスタムジープを写真でもっと見る![画像17枚]
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■バーチャルオートサロン2021 イベント概要
・オープン:2021年1月15日(金)午前9時
・クローズ:2021年11月30日(火)[予定]
・アクセス方法:バーチャルオートサロン(https://2021.virtualautosalon.jp/)
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