クルマのパーツの中でも存在感のある「ホイール」その役割とは?
- 筆者: MOTA編集部
専門用語が多く分かりづらい自動車用語。ここでは少しでも皆さんのストレスを軽減すべく、毎回テーマを決めて解説していきます。「分かっているようで、きちんと説明できない!」「今さら聞けない!」と言う方もおすすめのコーナー。今回は、クルマのパーツの中でも最もメジャーな部類に入る「ホイール」について解説していきます。
ホイールはタイヤとクルマを繋ぐ重要なパーツ
クルマの部品の中では、華やかで一番存在感があるアイテムと言っても過言ではない「wheel(ホイール:車輪)」。その役割は、車軸からの回転力をタイヤに伝えるというもの。
柔らかいゴム素材でできているタイヤは、車軸から直接回転力が伝わると変形してしまうため、ホイールがその接続部分で力を受け止める役割を果たしています。そうすることでタイヤへ確実に力が送られているのです。
ホイールに使用されている素材は様々
ホイールのサイズは車種によって大小異なり、使われている素材もまた様々。それに関連してホイールの種類は主に、スチールホイール(鉄)とアルミホイール(軽合金)などに分類されます。
スチールホイール
スチールホイールは、製造が容易でコストが抑えられるのがメリット。反面、放熱性が低く、ホイール自体の重量が重いため走行性能を下げるというデメリットがあります。
アルミホイール
アルミホイールは、スチールホイールに比べ何より軽く、放熱性にも優れており走行性能が向上するのがメリット。ただし、スチールホイールに比べると価格は上がります。
アルミホイールの製造方法には「鋳造」と「鍛造」といった2種類があり、鍛造は溶かしたアルミ素材を鋳型に流し入れて成型するので、デザインの自由度が高く大量生産しやすいとされています。
一方、鍛造はアルミ素材に高圧をかけてプレスして製造します。強度が高く、より軽量な仕上がりに。その分コストは鋳造よりもかかります。
基本的にホイールは、車両価格が安いベースグレードなどでは丈夫で安価なスチールホイールが、中級グレード以上になってくるとデザイン性の高いアルミホイールが標準で装備されています。その他、一部の超高級車などスペシャルなクルマでは、より軽量高剛性なカーボン製やチタン製、マグネシウム製のホイールなどが存在します。
このようにホイールは、その見た目のファッション性だけでなく、素材によってクルマの走行性能も大きく変化するなど、とても重要なアイテムです。
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。