「これは逆転の発想だ」「実現してほしい」“新型Z風”の初代ZカスタムCGが超カッコイイ|あの「悪魔のZ」仕様も
- 筆者: 武内 祐徳(MOTA編集部)
- カメラマン:CG画像素材提供 Jon Sibal
日産 新型フェアレディZのプロトタイプが発表されて約1週間後、あるCGが登場しInstagramやTwitterで「これはカッコイイ」「逆転の発想だ!」「実現してくれたら欲しい」と話題を呼んでいます。
CGモデルを作成した人はどんな人? 注目ポイントはどこ
このCGを製作したのは、アメリカで自動車のコンセプトデザイン、ビルダーやチューニング会社でボディキットのデザインをしているプロイラストレーターのJon Sibalさん。Instagramのフォロワーは約22.2万人! バッドマンなどを世に送り出しているアメリカ大手漫画出版社DCコミックスとKIAモーターの共同プロジェクトにも参加していました。
多くのCG作品を作り上げてきたJon Sibalさんですが、今回は初代フェアレディZ(S30Z)をベースに新型フェアレディZプロトタイプ(以降 新型Zプロト)をイメージし、最新のディテールでチューニングしたCGを制作。Instagramでは約1.5万のお気に入りと230件以上のコメントが付いています。
バリエーションには、漫画『湾岸ミッドナイト』に登場する『悪魔のZ』のようなミッドナイトブルー仕様も。
こちらもInstagramでは1.6万のお気に入りがついています。
制作した理由や、デザインの注目ポイントについてJon Sibalさんに話を伺うと「新型Zプロトは、歴代モデルのS30Zから多くの影響を受けています。そこで、新型Zプロトのデザインを参考にして、S30Zを再構築してはどうだろうかと考えました。
フロントグリル、フロントバンパー、サイドスカートは新型Zプロトと同じように変更しました。また、ヘッドライトとテールライトを最新モデルのようにLEDでアップデートし表現しています。
さらに新型Zプロトの日本刀をモチーフにしたルーフの切れ込みを、S30Zのルーフのクラシカルなフォルムに合わせて流れるように表しました。
仕上げとして、リアバンパーには新型Zプロトからインスパイアされたディフューザーとエキゾーストチップ(マフラーの先端に取り付けるドレスアップパーツ)を装着しています」とのこと。
この作品に対して「逆転の発想で面白い!」「これは欲しくなる」「このデザインで新型を出しても売れる!」と称賛する声が日本のTwitterでも多数見られました。
インタビューの際、「新型ZプロトのSuperGTコンセプトバージョンを作ろうとしている」とも話してくれましたが、さっそくベースデザインができたようで、InstagramにもCGがアップされています。現在はカラーリングを検討中とのことで、こちらの完成版も楽しみですね。
CG制作の楽しさや魅力について、Jon Sibaさんは「多くの人の創造性を刺激することができる」と語ってくれました。彼の言葉の通り、刺激を受けた他のアーティストも、新型ZプロトをCGでカスタマイズしてInstagramで公開し始めています。
入手が困難となってきた初代フェアレディZなどの旧車。今後は実車をカスタムするだけではなく、このようなCGによって旧車カスタムを表現するアーティストが増えていくかもしれませんね。
>>「新型フェアレディZプロトタイプ風のS30Z」のCGモデルを画像でみる[全21枚]
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。