量産車世界初!550cc5バルブDOHCエンジンを搭載した三菱 6代目ミニカ ダンガンZZ【MOTA写真館】
- 筆者: MOTA編集部
1989年に6代目へフルモデルチェンジした三菱 ミニカは、軽スポーツが盛んな時代にモデルチェンジし、スズキ アルトワークスやダイハツ ミラTR-XXといったライバルに対抗すべく、量産車世界初の5バルブDOHCエンジンを搭載。そのほか、専用のフロントマスクやルーフスポイラーなど標準モデルととは一線を画し、三菱の本気が詰まった1台に仕上がっている。
国内初5バルブエンジンを搭載した四輪車 ミニカ ダンガン
6代目 三菱 ミニカに設定されたダンガンZZは、デビュー当初直列3気筒550cc DOHC 5バルブターボエンジンを搭載し、自主規制いっぱいの64馬力を発生。スズキ アルトワークスやダイハツミラ TR-XXなどのライバル車種に肩を並べる動力性能を誇る。
デビュー翌年の1990年に、軽自動車規格の変更に伴い660ccへ排気量がアップし、最高出力は自主規制いっぱいの64馬力のままだが、最大トルクは7.6kgmから9.8kgmにアップした。
燃費よりもスペックが重視された時代の象徴
令和の今とは異なり、バブル絶頂期を迎えようとしていた80年代から90年代は、安全性能や燃費性能よりも、数字で表すことのできるスペックが売れる車の条件。そのため、ミニカダンガンZZが搭載していた3G81型や3G82型の5バルブエンジンは大きな話題となった。また、その出力特性も強烈で、軽スポーツハッチを名乗るには十分なスペックを有していた。
しかし、部品点数が多いことに加え、3バルブや4バルブに比べて燃焼効率が不利になるなど、バルブ数が多ければ良いとは言い切れないのもまた現実。大きな開発費と投じてまで、数字で見えるスペックにこだわったミニカダンガンZZは、まさに好景気を象徴する1台と言えるだろう。
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