冠水時に命を守れ! 車の窓を割る「脱出用ハンマー」で豪雨や事故に備えよう【緊急お助けグッズ】
- 筆者: MOTA編集部
遠出やアウトドアでの山道、豪雨や災害など、ドライブ中は何が起こるか分かりません。そんな緊急時に備え、この記事では牽引ロープやブースターケーブル、携帯トイレなど車に常備しておきたいお役立ちアイテムをご紹介していきます!
窓は簡単に割れません! 脱出用ハンマーは命を守るアイテム
近年、台風や豪雨など水の災害が急増しています。水没や事故など万が一の際、ドアも開かなくなり、車に閉じ込められてしまったら…いよいよ窓を割るしかありませんが、実は思いのほか強度が高いため手近なものではまず割れないんです。
そんな時、確実に窓を割るアイテムが、車の緊急脱出用ハンマー。ノーマルな「金づちタイプ」に加え、小さな突起で窓を破り、機能も豊富な「ピックタイプ」、窓に押し当てることで突起が飛び出し、小型で力の要らない「ポンチタイプ」の3種類があります。シートベルトカッターやLEDライト、工具などの機能が追加されているものもあり、形状も様々なのでパッと見「ハンマー」には見えないものも。状況にもよりますが、パニック時でもシンプルに使いこなせることを念頭に選ぶとよいでしょう。
なお、フロントガラスは構造上ほぼ割れませんので、サイドウィンドウ用として使いましょう。
使い方が直感的に分かる! おすすめ脱出用ハンマー
シートベルトカッター付き!
メルテック レスキューハンマー FT-16は、整備用品などの専門メーカー「メルテック」の緊急脱出用ハンマーで、「金づちタイプ」のアイテム。価格は1,126円とリーズナブルですが、信頼性は高い逸品です。
柄の部分が黒く、金づち&カッター部分が青くなっており、ごく当たり前の金づち的な形状をしています。しかし実はこれが大事なポイントで、他のアイテムの多くは懐中電灯や何かの工具のように見えるものも多いため、シンプルな見た目で緊急時に即座に使えることが大きなメリットと言えます。また、ある程度大きさがある方が初心者にオススメです。
収納ホルダーや取付ネジなどもセットになっていますので、座ったまま手の届くところに設置して下さいね。
まとめ
いかがでしたか? 大雨などで冠水した道路では、水深が数十センチであってもドアが開かなくなったり、パワーウィンドウが利かないなどの事態が起こりえます。緊急脱出用ハンマーは、出番がないことに越したことはありませんが、万が一に備え車に常備しておいて損のないアイテムです。
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