超革新的だった初代から現行モデルまで、スズキの代名詞「ワゴンR」を振り返る!【I LOVE 軽カー】(1/2)
- 筆者: 望月 達也(MOTA編集部)
「軽自動車」それは、日本独自の規格の中で成長してきた小さな自動車。限られた規格の中で生み出されたその車体には、日本人の英知が凝縮されています。ここでは、そんな人々の生活を支える軽自動車にフォーカスしてお届け! 今回は、今年で100周年を迎えた日本を代表する軽・コンパクトメーカーのスズキの代名詞的モデル「ワゴンR」の歴代モデルを振り返っていきます。
目次
1993年の初代モデルから常にその時代のニーズに目を向け、潮流のど真ん中にいるスズキ ワゴンR。あなたの印象に残る1台はどのモデルですか? 早速振り返っていきましょう!
初代ワゴンR、その存在はあまりにも革新的だった
今では、国内の新車販売の4割近くを占める軽自動車の中で定番ジャンルの1つであるハイトワゴン。このジャンルを30年近く前に確立したモデルこそ、1993年にスズキが発売開始した初代ワゴンRです。
それまで価格による車格というヒエラルキーが存在していた軽自動車にあって、初代ワゴンRの登場はあまりにも革新的でした。
1990年の道路運送車両法改正に伴い、新規格適合車種として開発された初代ワゴンRは排気量を660ccへ拡大。併せてボディサイズも拡大し、それまで簡易的な乗り物というイメージだった軽自動車を、圧倒的な居住性と室内空間、高い利便性を誇る軽自動車としたのです。
それまで軽自動車を見向きもしなかった乗用車ユーザーも、初代ワゴンRの革新性は一様に驚き、一気に売れ行きを伸ばしたのでした。
2代目は若干のボディ拡大も、キープコンセプト
1998年10月に登場した2代目モデル。大ヒットを記録した初代モデルと比較するとボディが拡大された他、ボディラインが若干ふくよかになりましたが、一目でワゴンRと分かるキープコンセプトな手堅いモデルチェンジです。
徹底した軽量化対策により、ボディ拡大に伴う車両重量の増加は20kg程に抑えらています。
3代目では軽初の直噴ターボやスティングレーが登場
3代目は、2003年9月に登場しました。前回と同様キープコンセプトのモデルチェンジながら、ボディラインは初代を彷彿とさせる直線基調のものとなりました。
エンジンは、先代から受け継いだVVT付K6A型のNAとターボ。スポーティグレードの「RR」には軽自動車初の直噴ターボを含む2種類のK6A型インタークーラー付ターボエンジンが用意されました。
その後、2007年2月には現在も続く人気派生モデル「ワゴンRスティングレー」が新たにラインナップに追加。横長のディスチャージヘッドランプとフロントグリルが一直線に並ぶフロントマスクを採用。リア側ではテールランプがクリアタイプに変更されるなど、ベースモデルとは大きく雰囲気の異なるエクステリアが特徴的でした。
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