もはやこれはスパイ映画か!? ドラマ「西部警察」伝説の必見地方ロケシリーズ 山形・酒田編
- 筆者: 遠藤 イヅル
- カメラマン:茂呂 幸正/MOTA編集部/株式会社石原プロモーション イラスト:遠藤 イヅル 取材協力:ポニーキャニオン
1979(昭和54)年~1984(昭和59)年に、「パート1」から「パート3」まで全236話が放映された「西部警察」シリーズが、“伝説の刑事ドラマ”と云われるには理由があります。それが、現在では製作不可能と言われるほどの激しいアクションシーンの数々です。これが地方ロケ編になるとそのパワーはますますスケールアップ! 本シリーズでは西部警察の激し過ぎるアクションシーンを独断と偏見でセレクトしました! 今回は山形・酒田編!
引込線で列車ジャック!? パート3 ・第23話「走る炎!! 酒田大追跡 ー山形篇ー」
地方ロケ第8弾、パート3・第23話(昭和58年10月16日放映)「走る炎!! 酒田大追跡 ー山形篇ー」から。
山形県酒田市を舞台に、高性能ミサイル「MX-83」を巡るテロリストとの攻防が描かれるこの回。番組中盤から、息もつかせぬアクションが展開されます。
ハイライトは、MX−83を貨車で運ぶため入れ換え機関車+貨車を「列車ジャック」した犯人側組織と、西部警察刑事とのバトルです。話はかなり突飛で面白いし、刑事がそこまでやるの? もはや特殊部隊(貨車に乗り込んだ “ハト” と “大将” の服装もそんな感じ)!というのも見どころ。
犯人・ヘンリー野口(田中浩氏演)のインチキな英語混じりの……なども……書けないです。残念!(笑)。
そこでイラストではその1シーンを切り取って描いてみました。
ジャックされる列車は、ニチユ製入換用ディーゼル機関車にワラ+トラ+ヨが連なる、まるで鉄道模型の小運転に使えそうな編成で、鉄道ファンも楽しめる回になっています。気になったら、ぜひ実際の映像をご覧になってくださいね!
続く24話「誘拐!山形・蔵王ルート ー山形篇ー」も必見だ!
なお山形ロケも2話続きで、24話「誘拐!山形・蔵王ルート ー山形篇ー」は別立てのストーリーでした。
こちらはこちらで、今はなき上山競馬場をウニモグが……
おっと、これ以上はやはり書けません!
今では考えられない「爆破シーン」も、当時西部警察が大人気だった証
それにしても。今では到底考えられないのは、西部警察ではメインスポンサーの日産車をどんどん破壊してしまうし、広島ロケを例にとれば、広電、そして広告電車のスポンサー「もみじ饅頭のにしき堂」も「爆破」に協力していること。今なら、自社の名前が入った車両を爆破するなんて、イメージが悪いですよね。
でも放映当時、西部警察の人気は凄まじいものがあったのです。むしろ西部警察に出たことによる宣伝広告効果も大きかったのですね。
放送された映像にも、見物人がふつうに収録を見ているシーンや、野次馬が西部警察のクルマを走って追いかける場面なども見られるほどです。当時の西部警察の人気ぶりが伺えます。
[イラスト&レポート:遠藤 イヅル/撮影:茂呂 幸正/MOTA編集部/株式会社石原プロモーション/製作著作:株式会社石原プロモーション/取材協力:ポニーキャニオン]
※記事中のすべての画像:製作著作 株式会社石原プロモーション
西部警察40th Anniversary コンプリートDVD-BOX (ファイナルエディション)(完全数量限定商品) 遂に完成!【ポニーキャニオン】
放送開始40周年を記念し「西部警察40th AnniversaryコンプリートDVD-BOX<ファイナルエディション>」が限定発売された。
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伝説のフェアレディZ 運河越えも! 刑事ドラマ『西部警察』大特集
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