ランボルギーニ「アヴェンタドールSVJ」アジア初披露|ランボルギーニ デイ ジャパン 2018

  • 筆者: 野村 浩一(オートックワン編集部)
  • カメラマン:オートックワン編集部

横浜にニュル量販車最速「アヴェンタドールSVJ」が登場

2018年11月21日、ランボルギーニ・ジャパンは横浜スーパーファクトリー(神奈川県横浜市)にて「アヴェンタドールSVJ」を初披露した。価格は5567万2242円(税込)。だが、本モデルは既に完売している。

アヴェンタドールSVJは、ランボルギーニのフラッグシップ新世代モデルとして最高のパフォーマンスを生み出すべく造られた車。アヴェンタドールSVJの「SV」は「スーパーヴェローチェ(超高速)」を意味し、その後に点く「J」は「Jota(イオタ)」を意味する。これはサーキットで優れた性能を発揮することを意味しており、実際にニュルブルクリンク北コース、20.6kmのラップタイムで6分44秒97というその名に恥じない結果を叩き出した。

なお、今回の発表イベントには、アウトモビリ・ランボルギーニ CEO ステファノ・ドメニカリ氏、同社 CCO フェデエリコ・フォスキーニ氏、同社 アジア太平洋地区CEO マッテオ・オルテンツィ氏、さらにゲストとして駐日イタリア大使 ジョルジオ・スタレイス氏が登壇した。

>>ランボルギーニが集結!SVJ、5台限定モデルやイスレロ&エスパーダを画像でみる

アヴェンタドールSVJ 主な特徴

エクステリア&インテリア

本モデルの特徴的なデザインは外装、内装ともに様々な戦闘機やジェット機のデザイン要素が用いられている。特にフロントからリアまで流麗に彩られたデザインは、優れた空力性能を実現するための一翼を担う。アヴェンタドールSに比べてSVJのエクステリアは大幅な変化を遂げており、さらには前モデルのアヴェンタドールSVよりもダウンフォースの大幅改善を見込んで造られたデザインなのだ。

また、リアのエンジンカバーはSVJ用に新しく設計されており、軽量のカーボンファイバー製で取り外しが可能。さらに、サイドウィングにはイタリア発スーパー・スポーツカーの伝統を示すイタリア国旗が施されるなど細部にまでこだわられており、存在感を発揮している。

ランボルギーニの特許技術「ALA2.0」を搭載

ALA(Aerodinamica Lamborghini Attiva)とは空力負荷を変えることで状況に応じて、高ダウンフォースや低ドラッグを実現するシステム。

同システムはウラカン・ペルフォルマンテで初めて搭載された後、アヴェンタドールSVJ向けに強化されたもの。ALAがオフの時は可変フラップが閉じ、高速コーナリングやフルブレーキングに適したダウンフォースを発生させる。そしてALAがオンになるとフロントのフラップが開き、フロントスポイラーへの空気抵抗を低減すると同時に空気の流れをインナーチャネルへ流すことで、ドラッグを劇的に低減させ、最大加速および最高速度を生み出すための最適な条件を生み出す。

なかなか普段の街乗りで活かせる場面はないと思うが、サーキットに出向くなら相当な力を発揮してくれるだろう。

会場には、たった5台の限定モデルやイスレロ&エスパーダも!

会場に入ると、グリーンライトで妖しく、クールに演出された館内の大きなステージ上ではアヴェンタドールSVJがベールに包まれていた。左右にはウラカン・ペルフォルマンテ・スパイダーと、世界初のスーパーSUV、ウルスが展示されるなど、ゴリゴリのスーパーにスポーツな演出が施されていた。

さらには5台限定生産モデルとして火、水、地、風、空と5つのテーマに沿った特別デザインが施されたアヴェンタドールSVや、今年でデビュー50周年記念のイスレロ、エスパーダの姿があった。そしてニュルブルクリンクで6分44秒97のベストスコアを出した際、実際にドライバーが着用していたスーツとアヴェンタドールSVJに着用されたタイヤが一本展示されていたりと、圧倒的なランボルギーニの世界観が用意されていた。

また、本イベントではランボルギーニ CEO ステファノ・ドメニカリ氏から駐日イタリア大使 ジョルジオ・スタレイス氏へ、アヴェンタドールSVJのアジア初披露のお礼として本モデルを模った模型が記念品として渡された。

アウトモビリ・ランボルギーニ CEO ステファノ・ドメニカリ氏のコメント

アヴェンタドールSVJは革新的な車であり、スーパー・スポーツカーの頂点を極めるモデルです。ランボルギーニのデザイナーやエンジニアたちは、ランボルギーニのスーパー・スポーツカーの純粋さを、さらに改良するということに挑みました。超高速で卓越した空力性能の事例を求め、宇宙船からジェット戦闘機まで、あらゆるものからインスピレーションを得ています。アヴェンタドールSVJは未来に向かってさらなる一歩を進め、スーパー・スポーツカー開発の新たな可能性を秘めています。

アヴェンタドールSVJ スペック

アヴェンタドールSVJ

全長

4943mm

全幅(ミラーを含まない/ミラー含む)

2098mm/2273mm

全高

1136mm

ホイールベース

2700mm

総重量

2050kg

燃料タンク

85L

市街燃費

31.0L/100km

郊外燃費

13.0L/100km

複合燃費

19.6L/100km

エンジン

60°V型12気筒、MPI

トランスミッション

第4世代 Haldex 搭載4輪駆動

ギアボックス

7速ISR、シフト特性はドライブセレクトモードによる

排気量

6498cc

最大出力

770hp/8500rpm

最大トルク

720Nm/6750rpm

最高速度

350km/h以上

0-100km/h加速

2.8秒

価格

5567万2242円(税込)

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

筆者野村 浩一(オートックワン編集部)
MOTA編集部
監修者MOTA編集部

MOTA編集部は自動車に関する豊富な知識を持つ専門家チーム。ユーザーにとって価値のあるコンテンツ・サービスを提供することをモットーに、新型車の情報や、自動車の購入・売買のノウハウなど、自動車に関する情報を誰にでも分かりやすく解説できるように監修しています。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は、申込翌日18時に最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

新車・中古車を検討の方へ

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

ランボルギーニ アヴェンタドールの最新自動車ニュース/記事

ランボルギーニのカタログ情報 ランボルギーニ アヴェンタドールのカタログ情報 ランボルギーニの中古車検索 ランボルギーニ アヴェンタドールの中古車検索 ランボルギーニの記事一覧 ランボルギーニ アヴェンタドールの記事一覧 ランボルギーニのニュース一覧 ランボルギーニ アヴェンタドールのニュース一覧

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる