トヨタ アルファードがフルモデルチェンジを目前にした2022年5月にも最後の一部改良を実施か
- 筆者: トクダ トオル(MOTA)
- カメラマン:TOYOTA
ここ最近、フルモデルチェンジの噂が絶えない「トヨタ アルファード」だが、最後の一部改良が2022年5月にも実施されそうだ。熟成度が極まった現行型最後の新型アルファードについて、その改良点などに迫ってみよう。
デビュー8年目を迎えた高級ミニバンだが、驚異の年間販売ランキング4位を記録した!
2015年にフルモデルチェンジした現行型(3代目)「トヨタ アルファード」も、気付けばデビュー8年目を迎えている。ここ数年はフルモデルチェンジのうわさも絶えないが、現行型の売れ行きは一向に衰えをみせない。
昨年2021年の1年間で9万5049台の販売台数を記録。なんと「トヨタ ヤリス」「ルーミー」「カローラ」に次ぐ、乗用車販売ランキング4位に位置するほどの人気なのだ。400万円から700万円クラスの高級ミニバンが、200万円前後の大衆車並みに売れているという事実が凄い。モデルチェンジのタイミングが先送りされているのも納得である。
最後の一部改良は2022年4月から5月頃か 先進装備の標準化などを実施
そんな中、トヨタ アルファードに一部改良が行われるとの情報をキャッチした。
まず、1年前の2021年4月の一部改良で追加された特別仕様車「S“TYPE GOLD II”(エス タイプ ゴールド ツー)」について、仕様変更が行われる。
S“TYPE GOLD II”は、エアロボディの人気グレード「S」をベースに、その名の通りゴールドやメッキの煌びやかな加飾を内外装に施した上級仕様のリーズナブルな特別仕様車だ。
サンバーストゴールドの木目調パネルやゴールドスパッタリング加飾を内装の随所に追加するほか、シート地もウルトラスエードと合皮の上質なものに変更されている。
改良の詳細は不明だが、シート地の生地がさらにグレードアップするというから、ますます買い得度も上がりそうだ。
また先進運転支援機能の充実化も図られる。オプションの「デジタルインナーミラー」や、後方からの接近車両を点滅表示で知らせる「ブラインドスポットモニター(BSM)」などが標準装備化される模様だ。
モデル末期とはいえこのように改良の手を休めないのは、好調な売れ行きを受けてのことだろう。
トヨタ アルファード一部改良の実施時期は2022年4月から5月の予定。おそらくフルモデルチェンジに向け、これが最後の変更となりそうだ。
まだ見ぬ新型を待つくらいなら、熟成極まる人気の現行型アルファードをすぐに手に入れるという選択肢もアリだ
昨今は新車の納期が長期化する傾向がある。もし近い将来にアルファードがフルモデルチェンジしたとしたら、納期の長期化は避けられないはずだ。
そんな中、現行型アルファードは、近年の新型車の中では比較的納期が早いとされている。首都圏のトヨタ販売店で筆者が取材したところ、リセールバリュー(将来の再販価値)も非常に高いことから、残価設定ローンを組み購入するユーザーも近年特に増えているという。
新型アルファードの登場を待つのももちろん良いが、ここで熟成極まる最終モデルの現行型アルファードをいち早く手に入れて、憧れの高級ミニバンの魅力を体感してみるという手も十分にアリだ。
まだ見ぬ新型アルファードの納期が落ち着いた数年後、現行型アルファードの高い下取り価格の利点を享受しつつ、改めて新型を選ぶ。そんな選択も検討してみてはいかがだろうか。
[筆者:MOTA(モータ)編集部 トクダ トオル/撮影:TOYOTA]
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