新型シビック タイプR、2022年にフルモデルチェンジへ! ホンダが擬装を施したニュルテスト車両をチラ見せ

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ホンダ北米法人は2021年10月4日(月)、2022年導入予定の新型「シビック タイプR」の開発用車両を初公開した。今回発表された写真は、車両の形状を判別しづらくする擬装(カムフラージュ)を施したもの。今後この車両を用いて、ドイツのサーキット「ニュルブルクリンク」でのテストを行う予定だ。エンジン性能やデザインのディテール、そして発売時期など、新型シビック タイプRの詳細について徹底予想する!

ベースのシビックは2021年秋にフルモデルチェンジしたばかり!

ここで改めて、ベースとなるホンダ シビックについて触れておこう。

1972年登場の初代から数え、実に11代目となる新型シビック。日本では2021年9月3日(金)に発売が始まったばかりだ。

日本仕様は5ドアハッチバックのみの設定。当初搭載されるのは1.5リッターVTECターボエンジンだが、追ってハイブリッドモデルや、タイプRの追加投入が行われることも公式に発表されている。

改めて、今回2021年10月4日に初公開された新型シビック タイプRと、現行型シビックの外観写真を見比べてみよう。

一見すると大きく変わっていないようにも思えるが、前後フェンダー(タイヤ回りの形状)がタイプRでは大きく外に膨らんでいるのが判る。現行型のシビック タイプRでは前後で245/20ZR20サイズの大径タイヤ&ホイールを履いており、新型でも同様に20インチタイヤが投入されているものと推察できる。

ドイツ・ニュルブルクリンク北コースでのテストを公言! FF車最速記録更新なるか!?

また新型タイプRのリアゲートには、大きなスポイラーが備わる。写真のテスト車両は、角度を調整可能な可変式のようにも見える。

新型シビック タイプRは、世界一過酷なサーキットと称されるドイツ・ニュルブルクリンク北コース(ノルトシュライフェ)でのテスト予定を公言しており、その際に現地で調整を図るものとみられる。

現在、ルノー メガーヌ R.S(ルノースポール)など、世界のホットハッチモデルとニュルFF車世界最速を競うシビック タイプR。コロナ禍の影響でタイム争いは休戦状態にあったが、ここで再び熱い戦いが繰り広げられることになりそうだ。

新型シビック タイプRのマフラーは3本出し。これは現行型シビック タイプRと同様の仕立てだ。新型シビックの後ろ姿と見比べてみると、タイプRのグラマラスなフォルムとの差が明確に感じられるだろう。

正式発表は2022年1月の東京オートサロン2022!? 新型シビック タイプRは330ps超えか

2021年10月4日時点で、新型シビック タイプRに関するスペック情報は明らかにされていない。MOTA編集部が得た情報では、現行型のK20C型 2リッターVTECターボエンジンとFF(前輪駆動)の組み合わせは変わらずとのこと。新型も当然ニュル最速記録を目指していると思われ、エンジン性能もさらにチューンナップされる模様だ。

現行型は最高出力320ps/6500rpm、最大トルク400Nm/2500-4500rpmと、2リッターモデルとしてはかなりのハイチューンだったが、新型は330psを超えるのだろうか。パワーをどこまで引き上げられるのか、注目が集まる。

東京オートサロン2022で初公開!? 日本発売時期は2022年初夏頃か

今回の発表では、日本、北米共に正確な発売時期についての情報公開はなかった。したがって新型シビック タイプRの正式な発表・発売時期についても不明だ。

おそらく2022年1月開催予定の東京オートサロン2022会場でその姿が正式に発表されると予想するがいかがだろうか。

もしそのタイミングで初公開なら、発売については2022年初夏、早ければ6月くらいには発売が始まるかもしれない。こちらも期待して待とう。

[筆者:MOTA(モータ)編集部 トクダ トオル/撮影:Honda・佐藤 正巳・茂呂 幸正・MOTA編集部]

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トクダ トオル(MOTA)
筆者トクダ トオル(MOTA)

昭和44年生まれ。週末は愛車に乗って(時に鉄道に乗って)家族とともにドライブやキャンプを楽しむ1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから15年余りが経過。乗り換えに悩むユーザーの目線に立った平易なコンテンツ作りを常に意識し続けている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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