三菱 新型アウトランダーPHEVは450万円スタートで実質値下げ!? ライバルのRAV4 PHVにはない急速充電機能も確実に搭載される
- 筆者: MOTA編集部 木村 剛大
- カメラマン:MOTA編集部
2021年冬にも発売される見込みの三菱 新型アウトランダーPHEV。明確な発売日時は不明ながら現行モデルが2021年10月上旬にも生産が終了されることから、遅くとも12月には発表される見込みである。じつに8年ぶりのフルモデルチェンジとあって大注目のモデルであるため、今回はいまわかっている情報をもとに新型アウトランダーPHEVのスペックなどを予想していこう。結論からいえば、電気だけで走行できる距離は80kmにも及ぶ見込みだ。
新型アウトランダーPHEVは専用エンブレムが左右に装着される
パジェロ亡き今、三菱のフラッグシップモデルといえばアウトランダーPHEVである。現行モデルは2013年デビューと、今年2021年には8年目を迎えるモデルである。
すでに北米市場では新型アウトランダーのガソリンモデルが発売されており、早期の日本発売が期待されたいたのだが、具体的には2021年冬となる。
内外装デザインは北米市場のガソリンモデルと同様ながら、フロントサイドフェンダーには大きくPHEVのエンブレムが装着される。2020年末に登場したエクリプスクロスPHEVと同様のイメージである。
新型アウトランダーPHEVは全3グレード! 価格は450万円〜560万円
未だ三菱からは今冬の発売とアナウンスされただけであり、具体的な価格やスペックは不明という状況である。
都内近郊の三菱ディーラーなどの情報から予想するに、新型アウトランダーPHEVは大きく3グレードがラインアップされる。価格は450万円〜560万円程度となる見込みである。現行モデルが約436万円〜530万円であるため、おおよそ20〜30万円の値上がりに留まるようだ。
内容を考えれば実質値下げ!? EV航続距離も80kmへ大幅アップ
そして気になるスペックであるが、搭載されるバッテリー容量は20kWhとなり、EV走行可能距離は80kmとなるようだ。現行モデルがWLTCモードで57.6kmであるため、大幅な進化といえる。
値上がりか…なんて思うなかれ、新型アウトランダーPHEVは現行モデルから大幅に質感が向上。
そして基本コンポーネンツを日産 新型エクストレイルと共有する。そのため日産自慢の運転支援システム「プロパイロット(三菱名:マイパイロット)」も備わることを考えれば、この価格アップはむしろ実質値下げといっても過言ではないのだ。
新型アウトランダーPHEVはRAV4 PHVに設定がない急速充電機能も装備
そしてユーザーの中にはトヨタ RAV4 PHVと悩む方も少なくないはず。こちらは469万円〜539万円と価格帯は新型アウトランダーPHEVとかなり近いイメージだ。
最大の違いは急速充電機能の有無である。トヨタ RAV4 PHVは急速充電機能を備えていないが、新型アウトランダーPHEVは確実に搭載される。
というのは筆者はかつてエクリプスクロスPHEVが登場した際に「三菱は今後も急速充電機能を搭載し続ける」というコメントを受けていた。最大の理由は、クルマから外部へ電気を給電するいわゆるヴィークルtoホームを実現させるためには不可欠だからである。もっともRAV4 PHVも可能なのだが、供給できる電気量が違うのだった。
話が少々横道に逸れてしまったが、確実に新型アウトランダーPHEVにも急速充電機能は装備される!
>>発売後すぐに受注停止になったRAV4 PHVがひそかに販売再開! 実際に買った人にその魅力と早い納車を実現する秘訣を聞いてみた
未だ日本仕様のデザインなど具体的な情報は明らかにされていないが、新型アウトランダーPHEVは三菱にとって久々の大ヒット作となるそうだ。それだけにいち早い国内販売に期待したい!
【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】
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