サーブ 9-3スポーツエステート 海外試乗レポート(2/3)
- 筆者: 松下 宏
- カメラマン:日本ゼネラルモーターズ
プレミアムエステーとにふさわしいスポーティでスタイリッシュなデザイン
9-3スポーツエステートのボディはスポーツセダンをベースにリヤのオーバーハング部分を延長したもの。これによって全幅は同じだが全長は20mmほど長くなっている。全高はルーフレールの装着もあってセダンよりもかなり高くなっている。ホイールベースはセダンと共通だ。
単に実用的なエステートを目指すのなら、オーバーハング部分を大きくしてラゲッジスペースの空間を確保すれば良いのだが、サーブではそのような作り方をしなかった。エステートとしての使い勝手はしっかり確保しながらも、プレミアムエステートにふさわしいスポーティでスタイリッシュなデザインに仕上げている。見た目の印象からすると、ラゲッジスペースの使い勝手もさることながら、いかにも走りを意識したモデルらしい雰囲気。スポーティな走りが楽しめそうな予感を感じさせる。
ボディサイドはフロントからサイドまでウェッジの効いたラインが伸び、Dピラーの部分で大きく切り上がっている。これはサーブの伝統ともいえる「ホッケースティック」のラインである。これによってワゴンにしてはやや傾斜の強いDピラーが構成され、9-3スポーツエステートならではのダイナミックな外観を作っている。高い位置に設定されたリヤのコンビネーションランプも大きな特徴となる部分だ。
リヤスポイラーは傾斜したリヤウインドーの上端に沿って美しく組み込まれ、ルーフラインを引き下げたような視覚的な効果を出している。リヤガラスの下部にはテールゲート幅いっぱいに広がったアルミトリムが貼られ、ワイド感を強調している。
運転席に乗り込むと、イグニッションスイッチがセンターコンソールの部分に設けられているのが分かる。これが航空機メーカーに由来するサーブならではのこだわりが象徴的に表現された部分で、サーブの設計思想が明確に示されている。
インテリア回りでは上質な素材や精度の高いフィニッシャーの仕上げなどによって、プレミアムブランドであるサーブらしい品質感を感じさせる。ややインパネがドライバー側に向けてデザインされたコクピットは、9-5とも共通するサーブらしさを表現したもの。ドライバーズカーとしてのスポーツエステートたるゆえんを示すものといっても良い。
ホイールベースがセダンと共通なので前後席の居住空間はセダンと変わらないが、ラゲッジスペースは標準状態で419L、後席を倒した状態では1273Lの十分な容量が確保されている。ラゲッジスペースはリヤサスペンションをコンパクトな設計としたことで、余分な出っ張りのない使い勝手の良いスペースが実現されている。
ラゲッジスペースの床に設けられた飛行機型のハンドルを引くと、フロアパネルが折り畳んで持ち上がり、段差の設けられたフロアに買い物袋などを置くことができるし、それをタイダウンベルトやカーゴネットで固定することも可能。9-5ではカーゴレールを設定していたが、9-3ではまた新しいアイデアが提案された。
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