ルノー ルーテシア ゼン[新型0.9Lターボ・5MT] 試乗レポート/今井優杏(2/4)
- 筆者: 今井 優杏
- カメラマン:島村栄二
恋するふたりにはちょうどいい、適度な室内空間
乗り込むと、印象的なのはやはりシートの重厚感だ。サイズも国産コンパクトより格段にゆったりと取られているから、おかげで運転席と助手席の間、いわゆるカップルディスタンスがものすごく近く、かなりのアムール仕様になっていると感じるのは私が勘ぐりすぎているだけだろうか。ソコを意図していないとすれば、なんとなくテンションの上がる副産物である。
座面や背面も見た目のとおりゆったりしているから、長距離の移動も苦にならないだろう。むしろ、シートのほうがどこか遠くに出掛けることを誘っているような気すらする。いくら小さいクルマだからといって、居住性=空間の広さ、ではなく、座り心地にフォーカスしているところはルノーらしい室内の考え方だと感じる。
0.9リッターターボモデルならではの特別な演出も
…というあたりは、すでに市場に導入されている1.2リッターターボエンジン+6速DCTと同じなのだが、0.9リッターターボエンジンモデルではエクステリアのみ、特別なものが用意される。
まず黒ホイールが足元をきゅっとスポーティーに引き締める。ルーテシアといえば上級グレード「INTENS(インテンス)」に用意された車体の色に合わせたカラーホイールにキュンと来る人もなかなかに多いと思うが、この黒もなかなか凛々しい。
ドアの下方にある“モールド”と呼ばれる加飾部分もキラっとクローム加工の上級仕様になっていて、“ちょっとだけ高そうなヤツ”に見えるように演出されている。
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