ルノー コレオス 試乗レポート/渡辺陽一郎 ~マイナーチェンジでフロントフェイスを一新!~(1/2)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
- カメラマン:茂呂幸正
先代の“ルノー顔”からSUVらしい“濃いぃ顔”へ変身!
「あれ?コレオスの試乗車はどこだ?」
日本自動車輸入組合(JAIA)が毎年開催する、恒例の輸入車試乗会。その会場に置いてある試乗車から、「ルノー コレオス」を探すのに迷ってしまった。
なぜなら、2012年1月に行われたマイナーチェンジで、フロントマスクの雰囲気が大きく変わったからだ。
デザインの違いはフルモデルチェンジと同等、あるいはそれ以上と感じられる。
従来型は、フロントグリルが左右に二分割されたルノーらしい造形。それが新型では、グリルが大幅に拡大されて押し出し感を強めた。(左の画像は上が新型コレオス、下が旧型コレオス)
個人的にはルノーの個性が薄れたように思うが、デザインの受け取り方はさまざまだ。新型を好む人も多いだろう。
細かく見ればホイールの形状も変わり、SUVらしい野生的な印象を強めている。
シート形状は若干変わったが、ルノーらしい上質な掛け心地は変わらず
外観の変更点をチェックした後、運転席に乗り込む。床の高さに変わりはないが、SUVでは低めに抑えられて乗降性は良い。膝を大きく持ち上げずに済む。
車内では、インパネ周辺のデザインも少し変更され、色彩はブラウン基調になって高級感が高められた。
シートの形状も若干変わったが、座り心地は以前と同様に快適。座面のサイズが十分に確保され、体が少し沈んだ部分でしっかりと支える。このあたりはコレオスに限らず、ルノー車全体に通じる特徴。長距離ドライブにおける疲労も少ない。
リアシートは、腰が少し落ち込む座り方。それでも底突き感はなく、フロントシートと同じく柔軟に仕上げられた。頭上の空間には余裕があるが、足元の広さは同クラスの平均レベル。
身長170cmの大人4名が乗車して、リアシートに座る同乗者の膝先空間は握りコブシ2つ弱だ。
ホイールベースは2,690mmと長いが、フロントシートの位置を車両の中心に近づけ、ドライバーの自然な運転感覚を重視するのがルノーの考え方。
従って足元が広いとはいえない。それでもリアシートに座る同乗者の足がフロントシートの下側に収まりやすく、大人4名の長距離ドライブにも対応できる。
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。