これぞスポーツSUV! スポーツカーをまんまSUVに仕立てたド派手モデル、1997年に登場したコンセプトカー日産 トレイルランナーがカッコよすぎた!

  • 筆者: MOTA編集部
  • カメラマン:MOTA編集部
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ホンダ 新型ヴェゼルやトヨタ C-HRなどはクーペSUVと言われており、SUVとクーペを掛け合わせたクロスオーバーだ。今やこの手のクルマは当たり前の存在になりつつあり、今大流行中のSUVだってステーションワゴンとRV車を掛け合わせたクロスオーバーモデルだ。だが、今のように流行するはるか昔の1997年にスポーツカーとSUVのいいとこ取りをしたコンセプトカーが日産 トレイルランナーだ。今発売したらバカ売れしそうなトレイルランナーをご紹介しよう!

目次[開く][閉じる]
  1. 1997年はプリウスなど名車揃いの一年だった
  2. GT-Rも顔負けの大型リアウィングが特徴
  3. ポップアップナビが懐かしい! 実用性も素晴らしかったトレイルランナー

1997年はプリウスなど名車揃いの一年だった

1997年は21世紀に間に合いましたという強烈なキャッチフレーズとともに、トヨタから世界初の量産型ハイブリッドカー、プリウスが登場した年。それまではセリカやシルビアといったスポーツカーやクラウンやセドリックなどの高級セダンが人気を博していた時代。プリウスのようなエコカーは、今ほど注目を集めていなかった時代である。

ちなみに当時、売れていた日産車はS14型シルビアや初代エルグランド、2代目プリメーラである。当時の人気車種とまったく違うデザインテイストというのも特徴である。

GT-Rも顔負けの大型リアウィングが特徴

そんな時代背景の中、1997年の東京モーターショーに登場したのが、日産 トレイルランナーだ。

見ての通り、エクステリアはスポーツカーそのものだが、車高を上げてSUV風に仕立てている。このクルマの特徴は時速200キロ以上で砂漠を走れるオフロード性能で、事実最低地上高も200mmを確保。リアウィングに至ってはGT-Rなどのスーパースポーツカー向けの大型ウィングが備わっていた。

>>見た目は完全にスポーツカー! ド迫力ボディのトレイルランナーを写真で隅々チェック

ポップアップナビが懐かしい! 実用性も素晴らしかったトレイルランナー

車内に目を移すと、ワイルドなエクステリアと打って変わって現代車に近いデザインとなっている。エアコン吹き出し口からシフトに渡って太いパイプが特徴的。こちらはマルチコントロールグリップと名付けられており、悪路を走行している際に、グリップを握りながら操作できるためのもの。見た目だけでなく、コンセプトカーながら使い勝手も考えられていたのだった。

インパネ中央部にあるディスプレイは今でこそ少なくなったポップアップ式を採用。エンジンを始動すればモニターが起き上がってくるシステムで、これから来る21世紀の先進性を演出していたのだった。モニターに映るバードビューナビも、当時の日産イチ押しの最新テクノロジーである。

>>タイヤが引き出しに!? 衝撃の収納スペースを写真でチェック

今回はスポーツカーとSUVを掛け合わせたトレイルランナーをご紹介したが、いかがでしょうか? 筆者個人としては、世界的にSUVが人気を博している今ならヒットを飛ばすのではないだろうか? と考える。クーペSUVは数多く存在するものの、トレイルランナーほどスポーツカー風の見た目をしたモデルは少ないからで、是非とも市販化を考えて欲しい一台だ。

【筆者:MOTA編集部】

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筆者MOTA編集部

MOTA編集部。編集部員は、自動車雑誌の編集者やフリーランスで活動していた編集者/ライター、撮影も同時にこなす編集ディレクターなど、自動車全般に対して詳しいメンバーが集まっています。

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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