日産 セレナAUTECH試乗|デザインも走りもこだわったプレミアムスポーティミニバンの新提案(1/2)

  • 筆者: 大谷 達也
  • カメラマン:原田淳・島村栄二 協力:株式会社オーテックジャパン

“AUTECH(オーテック)”がサブブランドとして再出発

オーテック・ファンには堪えられないモデルが登場した。

その名も“セレナAUTECH”は、AUTECH(オーテック)を日産のサブブランドと位置づけて開発された最初のモデルである。

オーテックジャパンは、日産の特装車を手がけるスペシャリストとしておよそ30年前に誕生。その初代社長がスカイラインの開発責任者を長年務めた櫻井眞一郎氏だったことはあまりにも有名だ。

それだけにクルマ作りにはこだわっていて、これまでにも日産車をベースに様々なカスタムモデルを開発している。なかには1990年代のシルビア オーテックバージョンK’s MF-Tなどのように“オーテック”の名を冠したモデルもあったが、その多くは“ライダー”や“モード・プレミア”といった名称で販売されてきた。

ちなみに、GT-Rやセレナ、ノート、マーチなどに用意されているNISMOブランド車も開発や生産はオーテックジャパンが担当している。

その“オーテック”がサブブランドとして再出発を切ったのは2017年11月のこと。今後は前述のNISMOとともに日産のスポーツイメージを高める存在に位置づけられることになった。

>>プレミアムな内外装が特徴のセレナAUTECH SPORTS SPECのすべてを画像で見る(147枚)

NISMOとAUTECHの違いとは?

では、NISMOとAUTECHとでは何が違うのか?

NISMOのテーマはモータースポーツに直結した“ピュアスポーツ”だ。したがって、そのロードカーも「サーキットのタイムをコンマ1秒削り取る」走りを予感させる仕上がりとなっている。このことは、NISMOの各モデルを見れば一目瞭然だろう。

これに対してAUTECHは“プレミアムスポーティ”をテーマに掲げているが、スポーティな走りへの情熱はNISMOとまったく同じだ。ただし、その表現の仕方が、上質で洗練された方向に変わっている。これがNISMOとの最大の違いといえる。

AUTECHブランド第一弾「セレナAUTECH」が登場

では、具体的にどこがどう異なるのか? AUTECHブランドの第一弾モデルであるセレナAUTECHを例にとって説明していこう。

たとえばボディカラーは、ホワイト、グレー、ブラックなどの無彩色が中心のNISMOに対して、セレナ AUTECHはブルーやブラウン、レッドといった華やかな色合いも用意される。ちなみにコミュニケーションカラーは、NISMOがホワイトで、AUTECHはシャイニングブルーだ。

セレナAUTECHのエクステリアでもっとも目を引くのは、そのフロントグリルだろう。オーテックジャパンが手掛けるカスタムカーには、これまでもドット・パターンのフロントグリルが多く採用されてきたが、なかでもセレナAUTECH用のものは特別凝っている。

たとえば、ひとつひとつのドットは横長の五角形とされているが、下から上にいくにしたがって徐々にその幅が広くなっているのだ。さらにその配列は右側と左側でも異なるという。

しかも、グリル上に誇らしげに掲げられたAUTECHのロゴは、まるで宝石のように輝く加飾が施されているのだが、どの角度から見ても周囲のドットが映り込まない位置に取り付けられている。これだけたくさんのドットが、しかもすぐ近くまで迫ってきているのに、ひとつもロゴに映り込まないのは不思議ですらある。これもオーテックジャパンのデザイナーがこだわり抜いて作り上げたものだそうだ。

また、フロントグリル周りのメッキパーツが、ギラギラと輝くクロームではなく、落ち着きのあるダークがかった色調とされているのもAUTECHの特徴である。フロントバンパーの下端を縁取るメタル調パーツは、断続的ながらもサイドステップから専用デザインのリアバンパーへと回り込んでおり、クルマ全体のロー&ワイドな印象を表現している。

背後に回り込めば、上質なメッキが施されたテールパイプが左右に突き出している様子がうかがえる。本当にテールパイプとして機能するのは向かって左側だけ。実は右側はダミーなのだが、標準仕様のセレナではその存在自体を隠しているテールパイプにこれだけこだわったデザインを施したのも、プレミアムスポーティというAUTECHのコンセプトを具現化した結果といえる。

上質なインテリアにブルーのアクセントが映える

インテリアへと目を移すと、クオリティ感の高いブラックのレザーシートが目に飛び込んでくる。幅広いラインナップを誇るセレナのなかで、レザーシートが用意されるのはセレナAUTECHだけ。

しかも、ブルーのステッチがインテリアの随所に施されており、上質さとスポーティのほどよいバランスが生み出されている。

ボディカラーのシャイニングブルーもそうなのだが、インテリアのブルーのステッチは、湘南・茅ヶ崎を本拠地とするオーテックジャパンのテーマカラーである“湘南ブルー”に通じる上品で美しいカラーだ。

日産/セレナ
日産 セレナカタログを見る
新車価格:
257.6万円419.2万円
中古価格:
15.8万円1,593.7万円
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大谷 達也
筆者大谷 達也

1961年、神奈川県生まれ。エンジニア職を経験後、1990年二玄社に就職し、CG編集部に配属となる。以来、20年間にわたり同誌の新車情報、モータースポーツに関する記事を企画・編集・執筆。2010年3月フリーランスとなる。現在もCGの編集・執筆業務に携わる傍ら、ENGINE、GENROQ、東京中日スポーツ新聞、レーシングオンなどにも寄稿。日本モータースポーツ記者会会員。記事一覧を見る

監修トクダ トオル (MOTA編集長)

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