日産 セレナ 新型車徹底解説(5/6)

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日産 セレナ 新型車徹底解説
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スペアタイヤを床下配置しさらに使いやすくなったラゲッジルーム

ラゲッジルームを作るときに最大の難関となるのが、スペアタイヤの存在。現代のクルマのスペアタイヤは、スペースセイバータイプになっていてかなり小さいのだが、それでも邪魔者であることには変わりない。新型セレナではこの邪魔者を、フロア下(車外)に配置することで、圧倒的な広さの確保に成功した。

先代ではセカンドシートを取り外して最大ラゲッジルームを作るようにしていたが、新型では折りたたむ方法に変更。折りたたんだ状態でも1720mmの奥行きが確保でき、マウンテンバイクを4台搭載することも可能となっている。

スペアタイヤの外置きで最大の恩恵を受けたのが、ラゲッジアンダーボックス。アンダーボックス内に9インチゴルフバックを1つ横置きに搭載できるほか、ボックスのリッドを外せば、縦置きで4個の9インチゴルフバッグを搭載したうえで、後方視界の確保もできる。

先代セレナではサードシートを広げてから、左右にはね上げていたが、新型では折りたたんでからはね上げる方法。収納時はリヤ側のストラップを引くと、シートバックが連動して折りたたまれる。さらにヘルパースプリングによって、はね上げ時の操作力も軽減されいてる。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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