これが日産「マーチ」!? 新型は路線変更!「今後の日産デザインは世界中でこうなる」アピール!(2/2)
- 筆者: 山本 シンヤ
- カメラマン:山本シンヤ/日産自動車
従来のマーチは何だったの!?インテリアも大幅進化
インテリアはボディサイズ拡大によるクラストップレベルの居住性はもちろんだが、従来のマイクラは何だったのか(!?)と思ってしまうほどの大幅進化だ。
シンプルな形状だが、ソフトパッドやステッチ入りのインストパネルなどの採用により、クラスレスな印象を受ける。新たにBOSEと共同開発された運転席ヘッドレストのスピーカーを内蔵した「BOSEパーソナルサウンドシステム」もかなりいい音を奏でるそうだ。
インテリアについても中村史郎さんは、
「デザイン/質感共に大きくレベルアップさせましたし、インテリアコーディネイトも10色のボディカラーに合わせて多数用意しています。ダッシュボードはグライディングウイング形状を採用していますが、セレナと見比べてみるとメーターの位置は異なりますが、共通のデザインイメージが解ると思います」。
パワートレインは、ガソリンが3気筒0.9リッターターボ(90hp/140Nm)と、1リッターNA(73hp/95Nm)、ディーゼルが4気筒1.5リッターターボ(90hp/220Nm)の3タイプ。トランスミッションは5速MTのみとなっている。
世界戦略車なのに日本導入は未定…
プラットフォームに関してアナウンスはされていないが、日産とルノーが共同開発した「CMF(コモン・モジュール・ファミリー)」だろう。基本性能の底上げに加えて、「アクティブライドコントロール」や「アクティブトレースコントロール」などの走りをサポートするアイテムも用意。
安全装備も充実しており、欧州Bセグメント初採用の「車線逸脱防止支援システム」や日産車としては欧州初となる「歩行者認識機能付きインテリジェントエマージェンシーブレーキ」や、「インテリジェントアラウンドビューモニター」、「標識検知機能」、「ハイビームアシスト」、「ブラインドスポットワーニング」なども装備する。
日本のセレナで採用された「プロパイロット」も、そう遠くない将来採用されるような気がしている。
生産はフランスのルノー・フラン工場で行なわれると発表されたが、これは欧州仕様の話である。多くの人が気になるのは「日本に導入されるのか?」だと思うが、関係者に聞くと「まだ未定」とのこと。
マイクラ(マーチ)は世界戦略車なのに(汗)。日本市場ではノートと被ってしまう部分はあるかもしれないが競争力はあると思っている。
いっその事、マーチではなくマイクラとして発売してしまう…と言うのはどうだろうか?
[Text:山本シンヤ]
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