間もなく公開、映画「さらば あぶない刑事」~ヨコハマでゴールドのレパードを目撃せよ!~(2/5)
- 筆者: 山本 シンヤ
- カメラマン:東映・オートックワン編集部
クルマ好きなら絶対気になる・・・あぶない刑事の劇用車両
今回のテーマは何と「定年退職」。
定年退職まであと5日となった二人に立ちはだかるのは、横浜を牛耳ろうとする凶悪な中南米マフィア。シリーズ最強最悪の相手に二人の港署コンビはどのような戦いを挑むのか?
シリーズ通して舞台となっている”横浜”、舘ひろしの”バイクアクション”、柴田恭兵の”ランニング”、そしてド派手な”銃撃戦”、アドリブ満載の”掛け合い”に注目なのはもちろん、クルマ好きなら「劇用車」も気になるところだろう。
あぶない刑事といえばF31「レパード」以外にあり得ない!
TV版では日産自動車がスポンサーだったこともあり、「日産 セフィーロ」(A31)や「スカイライン」(R31)、「セドリック/グロリア」(Y31)などが登場しているが、あぶない刑事の覆面車と言えばやはり「レパード」(F31)を忘れてはいけない。
レパードは日産の高級パーソナルモデルとして登場。1980年に登場した初代モデルは2ドア/4ドアハードトップの設定だったが、あぶない刑事で採用されたのは1986年に登場した2代目である。当時ライバル関係にあった「トヨタ ソアラ」を強く意識したモデルで、2ドアクーペのみの設定となった。エンジンは全車V6で前期型は3L-NAのVG30DE(185ps)、2リッターターボのVG20ET(155ps)、2リッター-NAのVG20(115ps)の3タイプ。後期型は3リッターターボのVG30DET(255ps)が追加と、2リッターターボがDOHC化されたVG20DET(210ps)に変更されている。
[F31レパードのカーアクションに興奮したあの頃・・・次ページへ続く]
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