新型フェアレディZとZ33を見比べる! 原点回帰が行われた5代目は日産復活のイメージリーダーとして登場
- 筆者: 望月 達也(MOTA編集部)
昨年8月に北米仕様が公開となった新型フェアレディZだが、2022年1月に開催された東京オートサロン2022の日産ブースにて、待望の日本仕様がアンヴェールされた。
公開された日本仕様は、国内限定240台の「Proto Spec」と9速ATを搭載するラグジュアリーグレード「Version ST」、さらに初代Z432を彷彿とさせるカラーやカスタムを施した「フェアレディZ カスタマイズプロト」。2022年6月下旬から順次販売予定の新型フェアレディZを前に、今回は前回の4代目フェアレディZ(Z32型)に続き、2002年に登場した5代目フェアレディZ(Z33型)を写真と共に振り返る。
原点回帰が行われた5代目(Z33型)フェアレディZ
2002年に華々しく復活を遂げた5代目(Z33型)フェアレディZ。カルロス・ゴーン氏をはじめとする当時の日産経営陣が、バブル崩壊以降業績不振に苦しんでいた日産復活のイメージリーダーとして、再登場させた経緯がある。
上級移行した先代のZ32型とは違い、原点回帰が行なわれた5代目(Z33型)フェアレディZのエクステリアは、厚みのあるアンダーボディ・こぶりなキャビン、大きく張り出したフェンダー、三角形のテールランプなどが特徴的。どこか初代を彷彿とさせるスタイリングとなっている。
インテリアは、シンプルながら質感の高い造りに。中央に設置された3連メーターや、ドライバー側に傾けられているデザインなどは、Z33同様初代から受け継がれており、新型フェアレディZでもそれは同様に受け継がれている。
5代目(Z33型)フェアレディZでは2by2設定されず、2シーターのみの設定に
5代目(Z33型)フェアレディZでは、プラットフォーム、サスペンション、パワートレインなどがスカイライン(V35)と共用となり、俗に言うFMプラットフォームシリーズの一員に。そのため、歴代モデルに設定されていた2by2はスカイラインクーペに託し、2シーターのみの設定となった。
また、Zの伝統であるTバールーフは廃止されたが、Z32でラインナップされていたオープンモデルの「ロードスター」をクーペから遅れること1年後に追加している。
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