2020年新成人、半数はクルマ購入に前向き|カーライフ意識調査で明らかに

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ソニー損保は、2019年11月8日~11月15日の8日間、今年の新成人(1999年4月2日~2000年4月1日生まれ)に対し、新成人のカーライフ意識調査をインターネットリサーチで実施。免許証の保有率や、クルマを保有、または保有したいなど、クルマに対する現代の若者1,000名の声を集めた。

目次[開く][閉じる]
  1. 新成人の半数以上が運転免許を保有
  2. 新成人の半数以上がクルマを所有することに肯定的
  3. 都市部では半数以上がレンタカー使用経験あり
  4. クルマ購入予算の平均は184万円で昨年より9万円アップ
  5. 新成人が欲しいと考えるのはどんなクルマなのか?

新成人の半数以上が運転免許を保有

今年の新成人(1999年4月2日〜2000年4月1日生まれ)1,000名に、普通自動車運転免許を持っているか聞いたところ、「普通自動車免許を持っている(オートマ限定)」は36.1%、「普通自動車免許を持っている(マニュアル)」は20.3%で、合計した運転免許の保有率は56.4%となった。また、「現在、教習所へ通っている(オートマ限定)」は3.0%、「現在、教習所へ通っている(マニュアル)は0.6%、「時期は決まっていないが、取得予定」は22.5%で、合計した運転免許の取得予定者の割合は26.1%となる。。

取得した免許の種類を男女別にみると、「普通自動車免許(オートマ限定)」は男性26.8%、女性45.4%と、女性のほうが18.6ポイント高いという結果に。また、「普通自動車免許(マニュアル)」は男性32.2%、女性8.4%と、男性のほうが23.8ポイント高いという結果になった。

また、「運転免許の保有率」を居住地別にみると、市・区における人口ランキングの上位都市の都市部では44.9%、地方では60.2%と、地方のほうが15.3ポイント高い。

新成人の半数以上がクルマを所有することに肯定的

次に、全回答者1,000名に、バイクを除くクルマを持っているか聞いたところ、「自分の車を持っている」は14.8%。また、「自分の車を購入する予定がある」は9.7%、「購入する予定はないが、いずれは欲しい」は42.1%で、合計した「購入予定または意向あり」は51.8%となった。自分の車を持っている新成人は少ないものの、多くの若者がいずれは車を購入したいと考えていることがわかる。その一方、「購入するつもりはない」は33.4%と、3人に1人の割合だ。

マイカー所有率を居住地別にみると、都市部では8.5%、地方では16.9%となり、地方の方が高いという結果になった。

クルマを持たない理由のトップは費用負担

車を購入するつもりがない334名に、自分の車を持ちたいと思わない理由を聞いたところ、「購入費用を負担に感じる」が最も多く50.9%、次いで、「燃料代や修理費など、維持費がかかる」が33.8%、「車以外の移動手段が充実しており、車に乗る必要性がない」が31.1%となり、経済的な理由を挙げていることが目立つ。

居住地別にみると、「車以外の移動手段が充実しており、車に乗る必要性がない」は都市部39.8%、地方26.4%と、都市部の方が13.4ポイント高い。都市部では、鉄道やバスなどの公共交通機関を利用すれば、車を持っていなくても不便に感じないのかもしれない。

都市部では半数以上がレンタカー使用経験あり

レンタカーやカーシェアリング利用経験者の35.1%が「車を欲しい気持ちが強くなった」

自家用車以外に、車を利用する手段として、レンタカーやカーシェアリングがあるが、免許を持っていると回答した564名に、レンタカーやカーシェアリングの利用実態について調査した。

まず、レンタカーを利用したことがあるか聞いたところ、「ある」は37.6%。利用率を居住地別にみると、都市部では56.8%、地方では32.9%で、都市部のほうが23.9ポイント高くなった。

次に、カーシェアリングを利用したことがあるか聞いたところ、「ある」は8.3%で、利用率を居住地別にみると、都市部では12.6%、地方では7.3%と、都市部のほうが高い。

クルマ購入予算の平均は184万円で昨年より9万円アップ

運転免許保有者と取得予定者825名のうち、車の所有に肯定的な650名に、車を購入する際の予算を聞いたところ、平均額は184万円。車を購入する際の上限予算の平均額を居住地別にみると、都市部では239万円、地方では172万円だった。

購入予算の平均額を過去の調査結果と比較すると、2015年189万円、2016年187万円、2017年181万円、2018年180万円、2019年175万円、2020年184万円と、昨年までは4年連続で下降していたが、今回の調査で9万円の上昇に転じたことに注目したい。

その一方で、クルマのがある生活をする上で、1ヵ月いくらまでならかけられるかという問に対しては、平均額は14,763円となった。

平均額を過去の調査結果と比較すると、2015年18,656円、2016年18,079円、2017年17,624円、2018年17,331円、2019年16,894円、2020年14,763円と、5年連続で下降。新成人の多くが、カーライフのための費用を抑えたいと考える傾向が続いていることがうかがえる。

新成人が欲しいと考えるのはどんなクルマなのか?

運転免許保有者と取得予定者825名のうち、車の所有に肯定的な650名に、現在欲しい車を聞いたところ、1位はトヨタ アクア(15.8%)、2位は日産 ノート(13.1%)、3位はフォルクスワーゲン ゴルフ/ポロなど(10.6%)、4位はトヨタ プリウス(9.8%)、5位はBMW 1シリーズ/3シリーズなど(9.1%)となった。

また、男女別に将来いつかは購入したいと思う憧れの車を聞いたところ男性では1位メルセデス・ベンツ Aクラス/Cクラスなど(15.1%)、2位日産 GT-R(14.8%)、3位レクサス LX/NXなど(13.6%)。対して、女性では1位日産 ノート(10.3%)、2位トヨタ プリウス(9.0%)、3位トヨタ アクア(8.7%)となった。上位3位までをみると、男性では高級車やスポーツカー、女性ではコンパクトカーやハイブリットカーに憧れを抱いている方が多いことがわかる。

そのほか、本アンケートでは「新成人がドライブデートで行きたいところ」や「車を購入したら助手席に乗せたい芸能人」「一緒にドライブに行きたい有名新成人」など、ユニークなアンケートを実施している。

ソニー損保 「2020年 新成人のカーライフ意識調査」

※外部サイトに移行します。

※資料出典元:ソニー損害保険株式会社

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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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