「高齢ドライバーによる逆走は自分に関係ない」4割の高齢ドライバーが回答

ネクスコ東日本、逆走・免許返納に関する意識調査を発表

ネクスコ東日本は、高速道路での逆走の過半数(66%)が65歳以上のドライバーによるものという事実を踏まえ、ドライバー本人のみだけでなく、その家族にも逆走防止のためのアクションを呼びかける「家族みんなで 無くそう逆走」プロジェクトを2018年10月より開始している。

その一環として、高齢ドライバー(65歳以上男女104名)と65歳以上のドライバーを親に持つ子ども世代(30~50代男女312名)に対し、車の運転に関する意識調査が実施された。

調査では「高齢ドライバーによる高速道路での逆走」や「免許返納」に関する、高齢ドライバーの意識や家族での話し合いの実態についても回答を得ている。

>>調査データを画像で見る

主な4つの調査結果

1.高齢ドライバーは「運転はまだまだ現役だ」と思っている!?

・高齢男性ドライバーの方の約8割が運転に「自信あり」

・高齢になればなるほど「自信あり」が増加

・「免許返納してもよいと思う年齢」の平均は約80歳

2.「高速道路の『逆走』は自分と関係ない・興味ない」!?

・「高速道路で発生する逆走のうち66%が65歳以上のドライバーによるもの」と伝えても、4割近くの高齢ドライバーは「高速道路の『逆走』は自分と関係ない・興味ない」と回答

3.子どもの注意喚起は親に届いていない!?

・約8割の子ども世代は「運転が危ない」と親に伝えているが、8割弱の高齢ドライバーは「運転が危ない」と子どもから言われたことがないと回答

4.「免許返納」について、特に父親とは話しにくい!?

・「父親と話したことがある」のは31.8%、「母親と話したことがある」38.0%。

・話し合いは「父親の年齢80~84歳」と「母親の年齢75~79歳」が多く、父親より母親の方が年齢が若いうちに話し合っている傾向

「家族みんなで 無くそう逆走」プロジェクトについて

ネクスコ東日本は、高速道路での逆走を防止するために高齢ドライバーを含む全世代に向けた、路面標示や矢印板等のハード対策、逆走してしまった際や逆走車情報を見聞きした際にとるべき行動の理解促進プロジェクトを継続実施している。

全国の高速道路では、年間約200件の逆走が発生している。そのうち、66%が65歳以上のドライバーによるものという事実に着目し、これまでの対策・プロジェクトに加え、「高齢ドライバーの高速道路での逆走」を防ぐための新プロジェクトを2018年10月より始動し、高齢ドライバーと家族が今すぐできる逆走防止に向けた3つのアクションを呼びかけている。

「家族みんなで 無くそう逆走」3つのアクション

1.家族みんなで逆走を知ろう

2.家族みんなでチェックしよう

3.家族みんなを逆走事故から守ろう

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