佐藤琢磨、インディ今季初優勝! 20番手からの大逆転劇
2018年9月2日、オレゴン州ポートランドで開催されたインディカー・シリーズ 2018 第16戦「ポートランド・グランプリ」において、佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング/#30 MIジャック・パナソニック・ダラーラ・ホンダ)が今季初優勝を飾った。佐藤琢磨選手はこれにより、インディカー・シリーズ通算3勝目という快挙を成し遂げた。
ホンダレースレポート
3日間とも快晴に恵まれ、全長1,964マイルのロードコースは、フラットだがチャレンジングなコーナーを多く配したテクニカルなレイアウトとされている。
スタート直後に中団グループで4台以上が絡むアクシデントがあり、ポイントリーダーのスコット・ディクソン選手(Chip Ganassi Racing)が巻き込まれ、マシンへのダメージこそ小さかったが、最後尾まで順位を下げた。しかし、その後すぐにチャンピオン争いをしているウィル・パワー選手(Team Penske)が単独アクシデントを起こすなど、レースは波乱の展開が続く。
佐藤琢磨選手は最初のフルコースコーション中に燃料を補給し、燃費セーブを強く意識した走りで上位を目指し、105周のレースの71周目にトップに立った。
そのままトップグループに残ることができた佐藤は、最後のピットストップを行ったあとにピットタイミングを違えた作戦のマックス・チルトン選手(Carlin)の後ろの2番手にいったんは下がるも、チルトン選手が給油のためにピットへと消えるとトップに戻り、その後はライアン・ハンターレイ選手(Andretti Autosport)とバトル。プッシュトゥパスを巧みに使いながらハンターレイとのリードを1秒程度に保ち、ミスなく走り続けてチェッカーフラッグを受けた。
これにより、佐藤選手にとって今シーズン初勝利、キャリア3勝目、常設ロードコースでの初勝利が記録された。
2位はハンターレイ選手、3位はセバスチャン・ブルデー選手(Dale Coyne Racing with Vasser-Sullivan)となり、ホンダは今シーズン10勝目を1-2-3フィニッシュの表彰台独占で飾る最高の結果となった。
佐藤琢磨選手のコメント
「今シーズンの私たちは非常に厳しく、難しいレースウィークエンドを2度ほど経験して来ていますが、今日のレースでは最後に出されたフルコースコーションが味方になってくれましたね。もっとも、その前に私たちが決勝に用意したマシンに競争力のあるスピードが備わっていたというのも事実でした。
予選は失敗に終わりましたが、そのおかげでレース用に新品のソフトタイヤ2セットを残すことができましたし、2度のピットストップでゴールまで走り切る作戦を選んだのが正解で、それが完全にはまってトップに立ち、最後はライアン・ハンターレイとのバトルを楽しんで、彼にアタックのチャンスをほぼ与えることなくゴールまで走り切ることができました。このような勝利を、これだけたくさん集まってくれたファンの前で飾ることができるなんて、今日は自分の人生でも最高の1日になりました。」
GAORA SPORTSで感動の瞬間を再放送!
インディカー・シリーズを生中継中心に放送しているGAORA SPORTSでは、このポートランド・グランプリの模様を再放送する。見逃し方は要チェックだ。
▼放送日程
・9月7日(金) 20:00~23:00
・9月9日(日) 8:00~11:00
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