販売絶好調のホンダ N-BOXにスロープ仕様車が追加…車いすモードへの切り替えが簡単に
ホンダは、N-BOX(エヌボックス)に、スロープ仕様を追加し、2018年4月20日に発売する。
価格はN-BOX スロープ仕様が157万5640円~205万8480円、N-BOXカスタム スロープ仕様が188万8840円~227万4480円となる。※車いす専用装備装着車は消費税非課税
N-BOXスロープ仕様は、広い室内空間や存在感あるデザイン、優れた走行性能、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」の標準装備など、標準仕様のN-BOXの独自価値はそのままに、N-BOX+(エヌボックス プラス)で好評なスロープ機能をさらに進化させ、車いすの方にも介助する方にも便利な機能を採用した。
普段はフラットな荷室の床として、引き出せばそのままスロープとして使える「スーパーフレックススロープ」を約4.5kg軽量化し、操作性を向上。
さらに「4人乗車モード」と「車いす乗車モード」の切り換え手順を簡略化し、従来の半分以下の手順でモード変更が可能になった。
また、N-BOX/N-BOXカスタムの2つのタイプそれぞれに、豊富なカラーバリエーション、FF/4WD車、「車いす専用装備」を装備しない仕様など、幅広いラインアップを揃えた。
N-BOX スロープ仕様の主な特長
スロープ
■「4人乗車モード」から「車いす乗車モード」への切り替えを簡略化
車いすの方の乗り降りと介助する人の操作のしやすさを考え、N-BOX+車いす仕様車の半分以下となるシンプルな手順によるモード変更ができるようになった。
また、スロープの軽量化を徹底し、スロープ単体で約2.5kg、ロック機構などを含め、約4.5kgの軽量化を実現した。
車いす専用装備
■電動ウインチ、電動ウインチ用リモコンの使い勝手を向上
車いすを引き上げる電動ウインチを進化させ、モーターを高出力化することにより、ベルトのたるみやウインチへの噛み込みを防止。
さらに、車いす固定推奨位置付近で減速させる高度な制御を導入することで、安心感を高めた。
また、リモコンは車いすを押しながら操作ができるよう、押し手へのセットが可能な仕様とした。
■設置も収納も簡単な車いす乗員用手すり
N-BOX+車いす仕様車では脱着式であった車いす乗員用手すりを回転式に変更。ノブを引いて回転させるだけで定位置に固定でき、非使用時にはすっきりと格納できる。
手すり位置も70mm高く設定し、握りやすい仕様とした。
快適装備
■介助する方にも車いすの方にも、快適・便利な気配りアイテムを装備
後席のシートフレームを専用設計とし、シート収納時の高さを大幅に低減。たたみ方を工夫することで4人乗車時の座り心地を損なうことなく、車いすの方が乗車した際の足元の快適性が向上した。
また、車いす乗員の方の使いやすさに配慮し、ドリンクホルダーやサイドポケットを使いやすい位置に設定した。
デザイン
■福祉車両でも変わらないデザイン、共通カラーをラインアップ
福祉車両でもN-BOX、N-BOXカスタムを選択できるほか、ボディカラーも多彩なラインアップを揃えた。
開発の初期段階からスロープ仕様を想定してデザインを構築したことで、リアの下端の見え方がわずかに異なるだけの共通デザインで完成させている。
安全
■Honda SENSINGを全タイプに標準装備
先進の安全運転支援システムHonda SENSINGは、基本の8つの機能に加え、オートハイビームならびに後方誤発進抑制機能を追加し、全タイプに標準装備している。
<N-BOXに搭載するHonda SENSINGの機能>
・衝突軽減ブレーキ<CMBS>
・誤発進抑制機能
・ACC<アダプティブ・クルーズ・コントロール>
・LKAS<車線維持支援システム>
・先行車発進お知らせ機能
・歩行者事故低減ステアリング
・路外逸脱抑制機能
・標識認識機能
・後方誤発進抑制機能
・オートハイビーム
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