ホンダ、車イスが乗せられる新型N-BOXなどバリアフリー2018に出展
ホンダは、2018年4月19日から4月21日までインテックス大阪で開催される総合福祉展「バリアフリー2018」で、「Fun for Everyone. Honda ~移動の喜びを一人ひとりに~」というテーマのもと、同日発表となるN-BOX(エヌボックス)スロープ仕様の市販モデルを初展示するほか、さまざまな福祉車両・福祉機器を展示する。
N-BOXシリーズは幅広い層のユーザーから好評を得ており、2017年度(2017年4月~2018年3月)に22万3449台を販売。登録車を含む新車販売台数で第1位を獲得した。2017年8月31日にフルモデルチェンジを実施したN-BOXは、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」をホンダの軽乗用車として初採用し、全タイプに標準装備した。
また、広い室内空間や存在感のあるデザインを継承しつつ、新開発のプラットフォーム、パワートレーンを採用するなど、商品の魅力を全面的に向上させました。
今回、初展示するN-BOX スロープ仕様は、車いすに乗ったまま後席に乗車できる「車いす乗車モード」に簡単な操作で切り替えが可能。荷室の床を引き出すとそのままスロープになるほか、手すりをワンタッチで設置できるなど、車いすの方、介助する方、双方にとってシンプルな使い勝手を実現した。
ホンダブースではそのほかに、コンパクトなボディながら車いす利用者も含めて最大6名が乗車可能なフリード+(プラス)や、3列目に車いすで乗車しても開放的な車窓からの眺めが楽しめるステップワゴンなど、それぞれのベース車両の特長を活かした福祉車両のラインアップを取り揃えた。
また、加齢や疾病などにより歩行能力が低下した方のリハビリ補助を目的とした機器「Honda歩行アシスト」や、障がいを持つ方の自動車運転再開に向けた能力評価サポートなどを目的として、全国の病院などで活用されている簡易型四輪ドライビングシミュレーター「Honda セーフティナビ」を体験できるコーナーも設けられている。
ホンダは、「より多くの方に移動の喜びを提案したい」という想いのもと、全国の四輪車販売店 Honda Cars(ホンダ・カーズ)で、車いす利用者のための駐車場の整備や店舗のバリアフリー化を行っている。
さらに、福祉車両の展示車・試乗車を常時配備し、介助士資格を取得したスタッフが在籍する「オレンジディーラー」を展開しており、車いすの方でも安心して来店してもらえる店舗作りを行っている。現在、オレンジディーラーは全国に346店舗あり、今後も拡大を目指していくとしている
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