ダイハツ、マレーシアで新型マイヴィを発売…スマートアシストが初の世界展開

ダイハツと、マレーシアとの自動車生産・販売の現地合弁会社であるプロドゥアは、国民車「マイヴィ」を2017年11月16日にフルモデルチェンジして発売した。

マレーシアでの価格は、4万4300RM～5万5300RM（リンギット）で、日本円で約120万円～約149万円。（1リンギット＝27.1円 11月14日時点）

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プロドゥアは、マレーシア第二の国民車メーカーとして小型車を中心にラインナップを充実させており、今回のマイヴィのフルモデルチェンジは、アジア/ベザに続くプロドゥア構造改革第3弾の商品となる。

新型マイヴィは、マレーシアでニーズを汲み取った現地モデルとして、ダイハツが日本の軽自動車・小型車開発で培ってきたノウハウをベースに現地主体で開発された。

今回のフルモデルチェンジで、従来よりも全長・全幅を広げることで実現したロー＆ワイドなスタイリッシュデザインと、従来車を上回る室内や荷室の広さを両立させた。

プラットフォームは、日本の軽や小型車で培ったノウハウを生かして開発した従来車のプラットフォームをベースとしながら、マレーシア市場のニーズに合わせた改良を加え、高速巡航を重視する現地ニーズに合った操縦安定性の向上を実現した。

また、現地ニーズを反映したマレーシア人好みのデザインを実現する為、スタイリングとアッパーボディ開発をプロドゥアが担当している。

さらに今回、衝突回避支援システム「スマートアシスト（現地名称：アドバンスドセーフティアシスト）」を初めてグローバル展開した。

エンジンは、アセアン向け次世代エンジンの1.3リッター(1NR-VE)と1.5リッター(2NR-VE)の2機種をラインナップし、全グレードで同国のエコカー政策であるEEV（Energy Efficient Vehicle）政策に適合する高い燃費性能とした。