ポルシェ カレラカップ ジャパン 2010 開催概要

ポルシェジャパンと、ポルシェカレラカップ ジャパン委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2010年シリーズの開催概要を発表した。

進化を遂げた史上最強のワンメイク レーシングカー 新型911 GT3 カップを導入

ポルシェカレラカップジャパンにとって10周年を迎える2010年シリーズでは、日本を含む世界各国のカレラカップシリーズで新型911 GT3 カップが導入される。フロント＆リアフェンダーのワイド化をはじめ、911 GT3 RSをベースとしたボディはさらに大幅な軽量化を実現した。3.8リッターへ排気量アップされたエンジからは450PSという強力なパワーを発生。誕生以来、常に世界最速のワンメイク レーシングカーと称されてきた911 GT3 カップは「より強く、よりワイドに、より速く」アニバーサリーイヤーに相応しい大きな進化を遂げたことで、よりハイレベルなレース展開が期待される。

Porsche Carrera Cup Japan 2010 レースカレンダー

3月16日～17日 合同テスト 鈴鹿サーキット

4月 3日～4日 第1戦/第2戦 岡山国際サーキット SUPER GT Round 2

5月 1日～2日 第3戦 スポーツランド菅生 SUPER GT Round 3

6月12日～13日 第4戦/第5戦 富士スピードウェイ The Onemake Race Festival

7月24日～25日 第6戦/第7戦 スポーツランド菅生 SUPER GT Round 5

9月11日～12日 第8戦 富士スピードウェイ SUPER GT Round 7

10月8日～10日 第9戦 鈴鹿サーキット Formula 1 Japanese GP

10月23日～24日 第10戦/第11戦 ツインリンクもてぎ SUPER GT Round 8

F1日本GP、SUPER GTといったビッグレースを中心としたサポート開催

2010年のレースカレンダーは、2007年から継続し4年目となるF1日本グランプリのサポートレース開催をはじめ、国内レース最大の観客動員数を誇るSUPER GTのサポートレース開催を5大会予定している。シーズンスケジュールとしては過去最高の8イベント全11レース(予定)となることで、熾烈なポイント争いはこれまで以上の激戦が予想される。そして大勢の観衆が見守るトップカテゴリーレース中心の開催は、より一層白熱したシリーズ展開を予感させ、史上最強ワンメイクレースのジャパンシリーズ”ポルシェ カレラカップ ジャパン”は再び熱いレースシーンを各地で繰り広げることだろう。

賞金総額8,500,000 円

賞金総額は850万円を設定されている。PCCJ2010シリーズ終了時に賞金対象となるカレラカップパイロットは下記のとおり。

・全参加ドライバーのうちポイントランキング上位3位まで（クラスA、Bから各3名ずつ）

・50歳以上の参加ドライバーのうちポイントランキング最上位者（クラスA、B総合1名のみ）

・参加全チームのうちチームポイントランキング上位6位まで（クラスA、B総合6チーム）

シリーズポイント及びチームポイント

シリーズポイントについては昨年のポイントシステムを継続。純粋にレース順位で獲得したポイントのみで競われることで、より白熱したレース展開が予想される。クラスA及びクラスBの1位～15位までのドライバーへそれぞれ下記ドライバーズポイントが与えられる。

1位：20 4位：14 7位：9 10位：6 13位：3

2位：18 5位：12 8位：8 11位：5 14位：2

3位：16 6位：10 9位：7 12位：4 15位：1

チームポイントは、クラス区分に関係なく同一チームに車両2台(ドライバー2名)が登録されているチームを対象に(1チーム1台体制は対象外)、大会ごとにエントリーされた2名のドライバーズポイント（上記ポイント表のとおり）合計値がチームポイントとして与えられる。

3シーズン連続となる、シリーズ初戦からのダブルヘッダー大会（土曜、日曜による2連戦）は、開幕早々からの激しいポジション争いなど、迫力の展開が十分予想される。