ポルシェ、4気筒ターボエンジン搭載の新型「718ボクスター」の予約受注を開始
ポルシェ ジャパンは、2017年モデルとして、水平対向4気筒エンジンを搭載した新世代のミッドシップロードスターである新型「718ボクスター」と新型「718ボクスターS」の予約受注を2月1日より開始する。なお、左ハンドル車の予約受注については、4月1日~4月30日の期間限定となる。
新型718ボクスターは、4月30日より欧州を皮切りに順次、各国へ導入される予定。
ポルシェは新型718ボクスターシリーズにより、1950年代および60年代にタルガ・フローリオやル・マンをはじめとした数々のレースで優勝を飾ったミッドシップエンジンスポ-ツカー、ポルシェ718から続く水平対向4気筒エンジンの伝統を継承する。
よりパワフルに、そして燃料効率も改善された新開発のターボチャージド水平対向4気筒エンジンが、新型ボクスターシリーズの中枢である。総排気量2リッターの718ボクスターの最高出力は220kW(300PS)、総排気量2.5リッターの718ボクスターSの最高出力は257kW(350PS)となっている。
Sモデルにはバリアブルタービンジオメトリー(VTG)を備えたターボチャージャーを使用。ポルシェはVTGテクノロジーを市販車のガソリンエンジンに採用する世界で唯一のメーカーである。VTGは、911ターボおよび718ボクスターに採用されている。効率性に優れた新型ターボエンジンはそれぞれ先代モデルに対して26kW(35PS)のパワーアップを実現し、燃費も13%向上している。
10mm/20mm低い車高のスポーツシャシーも設定
718ボクスターには車高が10mm低いポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステム(PASM)が、718ボクスターSには20mm低い車高を備えたPASMスポーツシャシーがそれぞれオプションで用意されている。
見直されたアクティブシャシーは、ロングドライブにおける高い快適性とダイナミックで剛性感溢れるスポーティな操縦性を発揮する。
ダイナミックなドライビングエクスペリエンスを実現するオプションのスポーツクロノパッケージでは、911と同様にノーマル、スポーツ、スポーツ・プラスの3つのモードに加えてインディビジュアルプログラムが設定可能。PDKには、ドライビングプログラムスイッチの中央にスポーツレスポンススイッチが追加される。
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