トヨタ、ニュル24耐にRAV4後継といわれる「C-HR」レースモデルでの参戦を発表
TOYOTA GAZOO Racingは、ドイツで開催される第44回ニュルブルクリンク24時間耐久レース(5月26日-29日)に、TOYOTA C-HR Racing、LEXUS RC、LEXUS RC Fの3台で参戦すると発表した。
「過酷なレースを通じて人を鍛え、クルマを鍛える」活動としてGAZOO Racingの名称で2007年に開始したニュルブルクリンクへの挑戦は、多くの方々に支えられ10年の節目を迎える。
チーム代表の豊田章男は、これまでの活動を振り返り次のように述べている。
『2007年にGAZOO Racingとして初めてアルテッツァでニュルブルクリンクに挑戦したことを昨日のことのように思い出します。毎年、天候によっても表情を変えるニュルの道との対話、新しい仲間との出会い、かけがえのない仲間との別れ。様々な想いを胸にこれまで走り続けてきました。しかし、いつの時代も変わらないことがあります。それは、ニュルという過酷なコースがクルマを鍛え、レースという厳しい環境が人を育てるということです。
過去9回のニュルブルクリンクへの挑戦で私自身、そのことを強く実感しています。私どもがモータースポーツに取り組む意義は、そこにあります。そして、そうした環境に真剣に向き合う姿に、お客様にも感動いただけるものと考えます。今後も、私どもトヨタ自動車は、TOYOTA GAZOO Racingの傘のもと、もっといいクルマをつくるため、そしてクルマファンを増やし、お客様に笑顔になっていただくため、心をひとつにして、モータースポーツ活動に永続的に取り組んでまいります』
2015年4月にGAZOO Racing、TOYOTA Racing、LEXUS Racingの活動を一本化し、新たに始動した「TOYOTA GAZOO Racing」は、モータースポーツ活動を“ヒトづくり”“クルマづくり”“クルマファンづくり”を軸とし、さらなる「いいクルマづくり」の実現に向けて邁進する。
ニュルブルクリンク24時間耐久レース 参戦概要
チーム代表/豊田 章男
チーム名称/TOYOTA GAZOO Racing
参戦車両
TOYOTA C-HR Racing
純粋なスポーツ車両ではないクロスオーバーコンセプト車両を活用した「もっといいクルマづくり」へのチャレンジ。 新たな車両で新たな経験を積み重ね、ヒトづくり・クルマづくりを加速し、将来の車両開発に生かす。
ドライバー:影山 正彦、佐藤 久実 他
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