テスラ、新たに日本法人代表取締役社長にヴィレジェ ニコラ氏が就任
テスラモーターズは2016年1月6日(水)、日本法人であるテスラモーターズジャパン合同会社の代表取締役社長に高級ブランド コーチの元アジア代表取締役を務めていたヴィレジェ ニコラ氏が就任したと発表した。ヴィレジェ氏は日本を含む北アジアの副社長として、日本の事業を統括する。
ヴィレジェ氏は前職コーチアジア在籍中の5年間で、日本と台湾の市場開拓においてリーダーシップを発揮し、さらにコーチアジアの代表取締役として、シンガポール、マレーシア、韓国の店舗展開と運営をリードし成功を収めた。コーチ以前は、ロンシャンジャパンの代表取締役、それ以前はエスティローダーグループで、エスティーローダーとマックブランドのジェネラルマネージャーを務めている。
テスラでは、同社と電気自動車がグローバルに市場を拡大する中、ヴィレジェ氏の15年以上のアジア市場におけるコンシューマプロダクトの店舗展開、ブランドオペレーション、カスタマーエクスペリエンスなどの豊富な知識と経験が付与されることは、大きな推進力になると考えている。
新たにテスラモーターズジャパン合同会社の代表取締役社長に就任するヴィレジェ氏は、「テスラは、よりよい未来のために本当の意味で世界を変えようとしている企業であり、その一員となれることに大変興奮しています。」とコメントしている。
テスラモーターズ
米・カリフォルニア州 パロアルトに本拠を置くEV(電気自動車)とEV用パワートレイン部品をデザイン・製造する自動車会社。2012年6月の納車開始以降、全世界に7万台以上の「モデルS」を納車している。日本への参入は2010年5月、2014年9月に日本向けのモデルSの納車を開始。昨年2015年実績では、50,580台のモデルSを納車、208台の「モデルX」を納車した。日本での自動運転機能の提供開始はまもなくと見込まれている。
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