スズキ 新型エスクード、1.6Lエンジンと新開発6ATを採用

スズキ 新型エスクード

スズキは、コンパクトSUV「エスクード」をフルモデルチェンジした。

エスクードは、ヨーロッパやオセアニアなどでは「ビターラ」という名称で販売されている世界戦略車で、スズキの子会社であるハンガリーのマジャールスズキで生産されている。

日本ではクロスオーバーSUVの「SX4 S-CROSS」と同様に、スズキの輸入車として販売されることになる。

今回のモデルチェンジでの変更点は、1.6リッターエンジンが搭載されたこと。先代モデルは2.4リッターだったのだが、こちらは「エスクード2.4」として継続販売されることになる。

そんな新型エスクードの特長を詳しく見て行きたい。

コンパクト&スタイリッシュなSUVスタイル

エクステリアデザイン

スズキ 新型エスクード

伝統のスズキSUVデザインを継承したデザイン。力強さにこだわった造形に新しい個性を融合させた斬新なエクステリア。

・エスクードのデザインを継承したクラムシェル(貝殻)フード、フェンダーガーニッシュ。

・SUVのスポーティーな走りを主張するシャープなベルトラインと、躍動感を演出する車体側面のキャラクターライン。

・洗練されたフロントビューを生み出すLEDヘッドランプ(ロービーム)と、力強さを強調するメッキフロントグリル。

・安定感を表現したフロントバンパーとリアバンパー。 切削加工とガンメタリック塗装を施した17インチアルミホイール。

・車体色は、新色「アトランティスターコイズパールメタリック ブラック2トーンルーフ」をはじめ、全4色を設定。

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インテリアデザイン

スズキ 新型エスクード

「SUVとしての力強さと高品質設計」をデザインテーマに、力強いSUVを表現したスポーティーで上質なインテリアを追求した。

・力強い表現でSUVらしさを強調したインパネ中央部のデザイン。

・スポーティーなデザインのエアコンルーバー、金属調のインパネガーニッシュ。 ・視認性が高く機能的なメーター。メーターパネル中央には平均燃費や平均車速などを表示するマルチインフォメーションディスプレイを配置。

・上下調整(チルト機能)、前後調整(テレスコピック機能)を備えたステアリング。

・ホールド性が高く、スポーティーな形状でロングドライブも快適な本革&スエード調シート。

・2段階温度調節機能付運転席・助手席シートヒーターを採用(4WD車)。

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ゆとりの室内と積載性を実現したパッケージング

スズキ 新型エスクード
スズキ 新型エスクード

・取り回しが良いボディーサイズに抑えながらも、長時間の運転でも疲れにくい、ゆとりある前席空間と、5人乗車時でも375Lの荷室容量の十分な荷室スペースを確保。

・6:4分割可倒式のリアシートと上段・下段に装着できるラゲッジボードによって、ラゲッジスペースのアレンジが可能。

・ラゲッジルームランプ、アクセサリーソケット、ラゲッジフック、ショッピングフックなど、アウトドアシーンをはじめ、様々なシーンで便利な荷室装備を充実。

欧州で鍛えた走りと「ALLGRIP」で優れた走破性を実現

力強い加速性能を発揮するパワートレインを採用。欧州で徹底して走り込み、安定した足まわりとハンドリング性能を追求。オフロード走破性とオンロードでの操縦安定性を高次元で両立。しっかりとした足まわりとスムーズなハンドリングとあわせて、力強く安定感のある走りを実現。

力強い加速性能と燃費性能を両立した1.6Lエンジンと、新開発の6速ATを採用

スズキ 新型エスクード
スズキ 新型エスクード

・高出力、高トルクを発揮する1.6L DOHC VVTエンジンを搭載。

・ペンデュラム式エンジンマウントの採用や排気系・冷却系の改良により軽量化を実施。ピストンリングなど各所のフリクション低減を図るなど、高出力、トルクは維持しつつ優れた燃費性能(18.2km/L※2:2WD車、17.4km/L※2:4WD車)を実現。

・燃費向上に貢献する停車時アイドリングストップシステムを採用。

・新開発の6速ATを採用。1速~6速の変速比幅が大きく、低速域では優れた発進加速性能、登坂性能を実現。高速域では静粛性、燃費性能を向上。

・6速マニュアルモード付パドルシフトを採用。

軽量ボディーと優れた衝突安全性能を両立

・随所に軽量化を施し、2WDで1,140kg(4WD:1,210kg)の車体重量を実現。走行安定性と燃費性能に貢献。

・最大1,500MPa級のハイテン材(高張力鋼板)を多用し、優れた衝突安全性も確保。

安定した足まわりとスムーズなハンドリングを実現するサスペンション

・ピストンロッド径の最適化によりストラットの横剛性を高め、操縦安定性を向上。

・ステアリングギヤボックスをサスペンションフレームに直付けし、取付剛性を高め、操縦安定性を向上。

・軽量化と高剛性化を両立したリヤトーションビームを採用。ロールを抑え、コーナリング時の安定感を向上。

さらに進化した「ALLGRIP」で、優れた走破性を実現(4WD車)

・「電子制御4WDシステム」「4モード走行切替機能」「車両運動協調制御システム」の、3つのテクノロジーからなるスズキ独自の四輪制御システム「ALLGRIP」に新型エスクード専用制御を採用。さらにロックモード時の悪路走破性を向上させる機能を追加。

・オフロードに多い前後2輪(対角輪)がスリップする路面状況での走破性を向上させる、新型エスクード専用制御を採用。

・ロックモード選択時、さらに強力なブレーキ制御を行うことでより高い悪路走破性を実現。

先進安全技術とロングドライブをサポートする機能

スズキ 新型エスクード

・ミリ波レーダー方式による衝突被害軽減システム レーダーブレーキサポートII(RBSII)を標準装備。

・前方衝突警報ブレーキ機能を追加するとともに、自動ブレーキ機能の作動速度域を拡大し、安全機能をさらに充実。

・先行車との速度差や車間距離を測定し、あらかじめ設定した速度(約40~約100km/h)で先行車との車間距離を保ちながら自動的に加速、減速し追従走行する、アダプティブクルーズコントロール(ACC)を標準装備。

・ロックモード選択時に滑りやすい急な下り坂での車速を制御する、ヒルディセントコントロールを採用(4WD車)。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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