BMW新型「118i」に新開発の直列3気筒1.5リッターエンジンを搭載
燃費は従来モデルから約10%向上の18.1km/Lを達成
ビー・エム・ダブリューは、新型1シリーズのエントリーモデル「118i」に、新開発の1.5リッター直列3気筒ガソリンエンジンを新たに搭載し、9月5日(土)より発売開始すると発表した。
1シリーズは、プレミアムコンパクトセグメントにおける唯一の後輪駆動レイアウト、約50:50の理想的な前後重量配分により、スポーティで俊敏なハンドリング性能を実現するとともに、革新的技術を組み合わせたBMWツインパワーターボエンジンと高効率8速オートマチックトランスミッションの組み合わせにより、優れた環境性能と高い動力性能を高次元で両立している。
2015年5月には、スポーティで洗練された印象を高める新世代のBMWデザインを採用してスタイリングを一新するとともに、標準装備レベルのさらなる向上を実現した新型1シリーズを発売している。
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新開発エンジンの詳細
今回発表となった新型「118i」は、BMW Efficient Dynamicsの理念を追求したBMWグループの新しいエンジンファミリーに属する新世代モジュラーエンジンである、1.5リッター直列3気筒BMWツインパワーターボガソリンエンジンを新たに搭載する。ターボチャージャーと高精度ダイレクトインジェクションシステム、無段階可変バルブコントロールシステムのバルブトロニック、バリアブルカムシャフトコントロールシステムのダブルVANOSといった革新的な技術を組み合わせた新開発3気筒エンジンは、極めてコンパクトかつ軽量で、3気筒エンジン特有の軽やかな吹け上がりと自然なレスポンス、スポーティなエンジンサウンドに加え、優れた燃料消費を実現している。
最高出力は100kW(136ps)/4,400rpm、最大トルクは220Nm(22.4kgm)/1,250rpm~4,300rpmを発揮する。1.6リッター4気筒エンジン搭載の従来モデルとの比較においては、最大トルク220Nm(22.4kgm)を、従来モデルより低い回転数の1,250rpmから4,300rpmに至る広範囲で発生することが可能で*1、ストップ&ゴーが多い市街地などでより快適に走行することができる。
一方で、燃料消費率(JC08モード)は、従来モデルから更に約10%向上の18.1km/Lを実現し、「平成32年度燃費基準」および「平成17年排出ガス基準75%低減レベル(★★★★低排出ガス車)」を達成。エコカー減税の減税率は、自動車取得税で60%、重量税が50%減税、翌年度の自動車税も75%減税となり、従来モデルよりさらに多くの減税メリット*2を享受できる。
*1:従来モデルでは1,350rpm~4,300rpmの回転数で最大トルク220Nm(22.4kgm)を発揮。
*2:従来モデルは平成27年度燃費基準+10%達成。エコカー減税の減税率は、自動車取得税40%、重量税25%減税、翌年度の自動車税が50%減税。
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