「路上駐車」に関する意識調査 ~2年以内の路上駐車経験者の比率は減少傾向に~
パーク24株式会社は、8月9日「駐車場(パーク)の日」を前に、路上駐車防止の啓発活動の一環として、ドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」の会員を対象に、駐車に関する意識調査を実施した。
パーク24グループでは、「1年のうち、たった1日でもいいから路上駐車が引き起こす様々な社会問題について考えてほしい」という願いを込め、1998年に、8月9日を「駐車場(パーク)の日」として記念日登録。駐車違反取締件数は減少傾向にあり、駐車車両への衝突が原因の死亡事故も、2014年度はここ10年間では最小の31件となっているものの、駐車違反の取締件数は150万件を超えている。
路上駐車が原因で危険を感じた経験
今回のアンケートでは、89%の人がクルマを運転中に「路上駐車が原因で危険を感じた経験がある」ことが判明。昨年度の同様の調査では94%となっており、6ポイント減少した。
路上駐車をした理由
路上駐車をした理由については、「駐車場にとめるほどの時間ではなかったから」が55%で最多となった。この他、「近くに駐車場がなかった」32%、「駐車場が満車だったから」5%という回答が多くなり、この傾向には変化はなし。
クルマの利用頻度別では、運転頻度が低い人ほど「駐車場にとめるほどの時間ではなかったから」という理由で路上駐車をしており、路上駐車に対する意識が低いことが伺える。
駐車違反の取締件数が減少傾向にあるとともに、同社のアンケートでも路上駐車の経験者比率は減っており、全体としては路上駐車に対する意識が高まりつつある様子。パーク24グループでは、更なる意識の向上に貢献するべく、「とめたい場所にとめられる」環境を整備するため、引き続き駐車場の設置を進めていく構え。
調査概要
調査対象:タイムズクラブ会員(2014年7月6日以降に入会し、直近でタイムズ駐車場・タイムズカープラス・タイムズカーレンタルを利用した方)
調査方法:非公開型インターネットアンケート
調査期間:2015年7月6日~7月12日
有効回答者数:8,236名
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