プジョー、新型「208」を世界初公開!【ジュネーブショー2015】

プジョー 新型208

プジョーは、『ジュネーブモーターショー2015』にて、新型「208」を世界初公開した。

エクステリアとインテリアを一新。また、Euro 6に適合し強力なパワーを発揮する。ディーゼルエンジン3機種、ガソリンエンジン1機種の新型エンジンも設定され、既存のエンジンとあわせると全6機種となり、選択の幅が広げられた。

なお、新型208は5月から販売を開始する予定となっている。

よりエネルギッシュなデザインとなって登場

プジョー 新型208

▼エクステリアのスタイルは、より洗練されたものに

・フロントバンパーに組み込まれた大型グリルとクロームトリム

・新たなデザインでLEDを施したブラックとクロームのライト

・新しいカラーでダイヤモンド加工またはレーザー彫刻で仕上げたホイール

・ライオンの爪を模したLEDリアライト

▼インテリアは操作性に富んだi-Cockpitで、小径ステアリング、ヘッドアップインストルメントパネル、大型7インチタッチスクリーンを一新

・視覚的なデザインを施したソフトタッチのダッシュボード

・ホワイトのバックライトによるインストルメントパネルとスイッチ類

・パノラミックガラスルーフにブルーのLEDライトを装備

・7インチタッチスクリーンにスマートフォンの画面を映し出すMirrorScreen(ミラースクリーン)

選択肢を広げる幅広いレンジ

プジョー 新型208

新型208の豊富なカラーバリエーションにおいて、新たに鮮やかな新色の「オレンジパワー」を追加した。そして、フロントグリルからドアミラーカバーまで、カスタマイズされたパッケージとなっている。

プジョー308、508、RCZにラインナップされているように、208にも新しいGT Lineを設定。3ドア / 5ドア、PureTech ガソリンエンジン / BlueHDiディーゼルエンジンから選べる208 GT Lineは、GTiのスポーティなエクステリアを醸し出している。

エクステリアには独自のデザインを施したフロントグリル、大型17インチホイール、ブラックドアミラーカバーを配し、インテリアではスポーツシート、スポーツステアリングホイール、アルミ製ペダルユニットを装備しており、よりダイナミックにドライビングを演出する。

205 GTiの後継である208 GTiには、30周年を記念して208 GTi 30周年アニバーサリーモデルと、208 GTi by PEUGEOT Sportがラインナップに加わる。208馬力のパワー、トルセンLSD、大型330mmブレーキディスクを搭載したこのモデルは、208シリーズのなかでも最も先進的な存在感を放っている。

新たなハイテク技術

都市環境におけるリスクや大きな衝突を低減させるために、プジョー208には時速30km以下で作動するアクティブシティブレーキを新たに採用した。フロントガラスの上部に配したセンサーで作動するこのセーフティ機能は、特に市街地でその効果を発揮する。自動でブレーキを作動させ、緊急時には車両を完全に停止させる。

そのほか、バックする際に運転をサポートするリアビューカメラを一部モデルで設定。プジョー108で初めて採用されたMirrorScreenも208に登場する。スマートフォンの画面を7インチタッチスクリーンに映し出すことで、通話、音楽、ナビゲーションアプリ使用時などに効果的となる。

新しいEuro 6適合エンジンと、EAT6 オートマチックトランスミッション

新しい208のラインナップは装備と仕様、ならびにPSA プジョー・シトロエングループが開発した4つの新しいエンジンと、EAT6 オートマチックトランスミッションによって分かれている。

▼BlueHDi ディーゼルエンジンの特徴

・新しい3つのユニット、1.6L BlueHDi 75、100、120

・すべてのモデルでCO2排出量 95g/km以下を達成

・1.6L BlueHDi 75と100の燃費は33km/L、CO2排出量 79g/kmで、CO2排出量ではプジョーがエンジン開発のグローバルリーダーに立っている。

プジョー 新型208

エンジン:パフォーマンスと高効率の技術

2014年のEuro 6に適合したエンジンの導入は、2015年もガソリンエンジンならびにディーゼルエンジンで継続し、パフォーマンスではこのクラスでベスト20に入る。

▼特徴

・プジョーのCO2排出量は、1kmあたり110g以下となった

・2014年、PSA プジョー・シトロエングループは、CO2排出量が平均110.3g/km(CAFE)と、再びヨーロッパのリーダーとなった

・CAFEのリーダーとしてプジョーは、2013-2014年でマイナス4.6%、この10年間ではマイナス27%という排出量削減を達成した。

【PureTech ガソリンエンジン】

2014年、PureTechエンジンを導入したことで、世界の販売台数を増加させた。内訳は53%がガソリンエンジン、47%がディーゼルエンジンとなっている。エンジン・オブ・ザ・イヤーにも挙げられているPureTechエンジンは、幅広く高効率である。

・CO2排出量は95g/kmからで、Euro 6に適合

・208、2008、308、3008シリーズにおいて、このクラスでトップ5の仕様を搭載

【THP ガソリンエンジン】

エンジン・オブ・ザ・イヤーに8回ノミネートされている1.6L THP 200 エンジンには、2014年に約170hp /Lを達成する1.6L THP 270が加わった。THPの数値はプジョーが誇る専門技術であり、パフォーマンスを向上させながら排出量と燃費の低減を実現した。

・CO2排出量は125g/kmからで、Euro 6に適合

・プジョー208 GTi(208hp)、308 GT(205hp)、RCZ R(270hp)にはクラストップ3の仕様を搭載

【BlueHDi ディーゼルエンジン】

BlueHDiは最も効率的で、汚染除去の技術を投入したエンジンで、独自にSCR(窒素酸化物浄化システム)と高性能FAP(浄化フィルター)を組み合わせている。

・CO2排出量は79g/km(世界記録)からで、Euro 6に適合

・208、308、3008、2008、508とPartnerにはクラストップ12の仕様を搭載

プジョー「108」さらに魅力的なモデルに

プジョー108

2014年夏に発売し、今回ユーロ6に適合したプジョー108は、3ドアと5ドアモデルで新たに6色の2トーンカラーを設定した。

さらに、MirrorScreenをバージョンアップし、スマートフォン側でデータ更新がないときは自動的にオフになる新しいナビゲーションアプリを追加。5月からは、レーンデパーチャーウォーニングやアクティブシティブレーキも装備する。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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