日産のモータースポーツイベント「NISMO FESTIVAL」、35,000人のファンで大盛況

2014 ニスモフェスティバル

「NISMO FESTIVAL 2014」が11月30日(日)、富士スピードウェイにおいて開催され、35,000人もの日産・ニスモファンで賑わいを見せた。同イベントは1997年に第一回が開催され、本年で17回目を数えるファン感謝イベントである。

今年で創立30周年を迎えたニスモの歴史を振り返るこのイベントは、朝から天候に恵まれ暖かな日和となった。オープニングセレモニーには参加ドライバーと監督全員がステージに登壇しスタート。今年のスーパーGTドライバー部門、チーム部門のダブルタイトルを獲得したNISMOの松田次生、ロニー・クインタレッリ、鈴木豊監督が登場すると拍手がひときわ大きくなった。

◎関連記事:【日産】スーパーGT、ニスモが6年ぶりのチャンピオン!男泣きの松田は悲願のGT500初タイトル!

2014 ニスモフェスティバル

レーシングコースでは、まずジュークNISMOやNISSAN GT-R NISMOなどのNISMOロードカーを始めとする100台近いオーナー車両がパレードラン。続いて、「NISMO 30thヒストリックカーデモラン」が始まった。

その後、NISSAN GT-R Club Track editionによる「NISSAN GT-R Prestige Cup Rd.5 エキシビションレース」、Z33/34フェアレディZによる「Z-challengeエキシビションレース」、KPGC10スカイラインGT-R、B110サニー、510ブルーバードなどによる「NISSANヒストリックカーエキシビションレース」などが行われ、激しいバトルを展開。

さらにマーチNISMO、ノートNISMOなどのNISMOロードカーを使用して絶妙なマシンコントロールを魅せた「TEAM ORANGE presents ニスモシンクロパフォーマンスショー」では、観客から大きな感嘆の声が聞かれた。

2014 ニスモフェスティバル

レーシングコースに戻ると、2015年ル・マン24時間レースと世界耐久選手権へのLMP1車両での参戦を記念し、これまでのル・マン参戦の歴史を振り返る「Road to Le Mans 2015」セレモニーが実施された。ニッサンR91CP、ニッサンR390 GT1、ニッサンR391の3台がパレード走行をした後、コース上でトークショーではル・マンに関するエピソードなどが紹介され、来年のプログラムへの期待感を盛り上げる。「CRAFT SPORTS presents NISMO GP 2014」では、GT500クラスのGT-R、GT300/S耐ST-X用のGT3クラスGT-R、ST-3クラスのフェアレディZらが、実戦さながらのバトルを繰り広げた。

2014 ニスモフェスティバル

そして、陽が傾きかけた16時頃からは、最後のイベント「NISMO 30th記念セレモニー&フィナーレ」が始まった。ドライバー、監督、レースクイーン、ニスモスタッフがコース上に整列し、今年チャンピオンを獲得した「GTNET ADVAN NISSAN GT-R」(S耐ST-Xクラス81号車)、「asset ings Z34」(S耐ST-3クラス35号車)、「MOTUL AUTECH GT-R」(スーパー GT GT500クラス23号車)のドライバーや監督に花束を贈呈し祝った。そして23号車の松田次生とロニー・クインタレッリが「MOTUL AUTECH GT-R」のゼッケン「23」を剥がすと、そこにはチャンピオンを示す「1」というナンバーが現れた。

フィナーレではニスモCEOの宮谷正一氏が笑顔で登場し、「ニスモ30周年の今年、GT500クラスのチャンピオンを獲ることが出来ました。皆さんの応援に感謝します。スーパー耐久も記念の年に花を添えてくれました。一方でロードカーは、昨年発売したジュークNISMOから、フェアレディZ NISMO、NISSAN GT-R NISMO、マーチNISMO、ノートNISMOの5車種でNISMOグレードを展開し、10月にはグローバル販売で累計2万台を達成しました」と挨拶した。続けて、「LMP1(マシンの発表)はもう少し待ってください。NISSAN GT-R NISMO GT3も戦闘力を強化するので、来年はGT300クラスでもチャンピオンを獲得したいし、海外での活躍にも期待してください。また来年も応援をよろしくお願いします」と締めくくった。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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