BMW 新型『6シリーズ グランクーペ』が誕生

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BMWは、初のラグジュアリー4ドアクーペ「BMW 6シリーズ グラン クーペ」の販売を本日より開始すると発表した。 納車は、BMW 640iグラン クーペについては2012年6月中旬から、BMW 650iグラン クーペについては2012年10月からの予定だ。

BMW 6シリーズ グラン クーペは、4ドアモデルとしての高い快適性と機能性を兼ね揃えたBMW初のラグジュアリー4ドアクーペ。

ニューBMW 650iグラン クーペエンジンは、新開発4.4リッターV型8気筒BMWツインパワーターボエンジンを搭載している。

ツインターボチャージャー、高精度ダイレクトインジェクションシステムに加え、新たにバルブトロニックを採用したこのV型8気筒エンジンは、最高出力330kW〔450ps〕/5,500rpm、最大トルク650Nm〔66.3kgm〕/2,000-4,500rpmの圧倒的なパワーを発揮し、ニューBMW 650iグラン クーペをわずか4.6秒で時速100kmまで加速させる。

従来型のV型8気筒エンジンに対して、最高出力を10%、最大トルクを8%向上させるとともに、燃料消費量の約16%*削減を実現している。

BMW 640iグラン クーペは、ツインスクロールターボチャージャーに、高精度ダイレクトインジェクションシステムおよびバルブトロニックを組み合わせた3.0リッター直列6気筒BMWツインパワーターボエンジンを搭載し、235kW〔320ps〕/5,800rpmの最高出力、そして、わずか1,300rpmの低回転から4,500rpmまで一定して発揮される最大トルク450Nm〔45.9kgm〕を発生する。

他にも、停車中の無駄な燃料消費を抑制するエンジンオートスタート/ストップ機能なども採用されている。

BMW 640iグラン クーペの燃料消費率(JC08モード)は12.4km/Lで、「平成27年度燃費基準+10%」および「平成17年排ガス基準75%低減レベル(★★★★低排出ガス車)」を達成。エコカー減税によって、自動車取得税および重量税が75%減税される。さらに、自動車グリーン税制により登録翌年度の自動車税50%減税、かつエコカー補助金の対象モデルとなる。なお、650iグラン クーペのJC08モード燃費は公表されていない。 *:ヨーロッパ仕様車値(BMWデータ)

 エクステリアでは、低く構えたワイドなキドニーグリルと左右に大きく開いたエア・インテークが低重心でワイド感を強調している。エンジンフードに、キドニーグリルへと続くVシェープのラインが与えられ、フロントビューにダイナミックな印象を与えている。

インテリアは、全ての重要な操作系がドライバーの手へと容易に届く範囲に配置されている運転席と、リヤシートを2ドアのBMW 6シリーズ クーペから115mm拡大したホイールベースにより快適性が向上している。

リヤシートはシートベルトおよびシートクッションが後席中央にも装備され、後席には3名まで乗車が可能となる。さらに、460 ℓのトランク容量は、60:40の分割可倒式シートを倒すことにより、1,265ℓまで増やすことが可能となった。

ニューBMW 640iグラン クーペ9,860,000円(消費税込み)

3.0リッター 直列6気筒DOHC BMWツインパワー・ターボ / 8速 スポーツAT

ニューBMW 650iグラン クーペ12,570,000円(消費税込み)

4.4リッター V型8気筒DOHC BMWツインパワー・ターボ / 8速 スポーツAT

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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