新型「ノア」のエアロと新型「ヴォクシー」のエアロ、違いはアクの強さ!? 好みがわかれるコワモテ系2台を写真で比較

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2022年1月13日(木)にフルモデルチェンジを果たしたトヨタのMクラスミニバン「ノア」と「ヴォクシー」。4代目となる新型は、ノアに先代同様にエアロボディとノーマルボディという2タイプの形態を用意し、さらにヴォクシーについてはエアロボディのみを設定する。前回はノアの2タイプを比較したが、今回はノアのエアロボディとヴォクシーのエアロボディを比較。その違いはどこにあるのだろうか。写真と共に比較してみよう。

目次[開く][閉じる]
  1. 新型ノアはエアロとノーマルの2タイプを用意、さらにエアロの別モデルとして新型「ヴォクシー」も用意
  2. トヨタの販売4チャンネルが統合され、急激に姿を消したトヨタの兄弟車
  3. ヴォクシーも統廃合の影響を受け、先代のモデル末期にエアロボディのみのラインナップに
  4. エッジの立ったヴォクシーと王道のノア! アナタの好みはどっち!?

新型ノアはエアロとノーマルの2タイプを用意、さらにエアロの別モデルとして新型「ヴォクシー」も用意

2022年1月に8年ぶりのフルモデルチェンジを実施したトヨタ 新型ノアは、ノーマルボディとエアロボディの2タイプが用意される。共に外観デザイン上の質感がグッと高められたうえで、迫力や押し出し感を増したエアロボディと、フロント部をボディ同色としたことで穏やかな印象を与えるノーマルボディで明確な差別化も図られている点が秀逸だ。

そして、同じエアロボディでもうひとつ用意されたのが新型ヴォクシーだ。あえて別ブランドとして兄弟車を設定したからには、それ相応の差別化が図られているということである。

今回は新型ノアのエアロボディと、新型ヴォクシーのエアロボディについて、外観のデザインを比較してみよう。

トヨタの販売4チャンネルが統合され、急激に姿を消したトヨタの兄弟車

トヨタは2020年5月、これまで4つあった販売チャンネル制度を廃止し、全店舗で全ての車種が扱える大改革を実施した。

トヨタ店、トヨペット店、カローラ店、ネッツ店と、各販売チャンネルの特性・客層に合わせて数々用意されていた兄弟車も、この改革に合わせ整理が行われている。例えば高級ミニバンのアルファード(トヨペット店扱い)と、兄弟車のヴェルファイア(ネッツ店扱い)の場合には、2020年5月の一部改良時、ヴェルファイアを特別仕様車の1グレードのみ残し、他グレードを全廃するという大胆なリストラ策に出た。

同様に先代(3代目)ノア(カローラ店扱い)とヴォクシー(ネッツ店扱い)も、2020年5月の一部改良時にヴォクシーのノーマルボディ車を廃止して、エアロボディ専売モデルとした。この体系を新型ノア/ヴォクシーでもそのまま受け継いでいる。

ヴォクシーも統廃合の影響を受け、先代のモデル末期にエアロボディのみのラインナップに

非常に個性的なマスクを持つ新型ヴォクシー。トヨタの開発者に伺ったところ、ノアやライバル車のミニバンに物足りなさを感じる若いユーザーや、個性を求めるユーザーに対し訴求するのが新型ヴォクシーの役目だという。

そのため、あえて個性的なグラフィック処理が目に飛び込むフロントマスクを与え、エッジの立ったデザインでまとめられた。

エッジの立ったヴォクシーと王道のノア! アナタの好みはどっち!?

新型ヴォクシーを見た後で改めて新型ノアのエアロボディを見返してみると、こちらもアグレッシブなデザインという点では変わりない。しかしヴォクシーのようなアクの強さはなく、王道ど真ん中のTHEミニバン! という風情がある。またやたらとメッキギラギラという訳でもなく、随所にモダンなデザイン処理も行われていて、なかなか新鮮なデザインだ。

今回はトヨタの新型ミニバン「ノア」のエアロボディと「ヴォクシー」のエアロボディの外観を写真と共に比較してみた。王道スタイルのモダンな新型ノア。そしてエッジの立ったスタイリッシュな新型ヴォクシー。アナタの好みはどちらだろうか。

[筆者:MOTA(モータ)編集部 トクダ トオル/撮影:島村 栄二・TOYOTA]

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筆者トクダ トオル(MOTA)

昭和44年生まれ。週末は愛車に乗って(時に鉄道に乗って)家族とともにドライブやキャンプを楽しむ1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから15年余りが経過。乗り換えに悩むユーザーの目線に立った平易なコンテンツ作りを常に意識し続けている。記事一覧を見る

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