【東京オートサロン2022】開催目前! 元の車は何でしょう!? NATS日本自動車大学校が手掛けた歴代のカスタムモデルを振り返る!
- 筆者: 望月 達也(MOTA編集部)
2022年1月14日(金)~1月16日(日)に開催予定の東京オートサロン2022。昨年は、新型コロナウイルスの急速な感染拡大を受け、リアルイベントは中止(オンラインによる「バーチャルオートサロン」は開催)だったが、今年は、新型コロナウイルス感染拡大防止対策ガイドラインに基づいた対策を実施の上、現在のところ開催される見通しだ。
2年ぶりのリアル開催となるカスタムカーの祭典を前に、ここではオートサロンではお馴染み、学生主導でユニークなカスタムカーを作り上げ、出展する整備士養成学校「NATS(日本自動車大学校)」のド派手なモデル達を振り返る!
2代目MR2(SW20型)で再現された人気スーパーカー
東京オートサロン2017で出展されていたのは、イタリア車なのにアメリカの大排気量V8エンジンを搭載し、当時のスーパーカーブームで人気を博していたデ・トマソ パンテーラを再現した「MRP」。
なんとこちらのモデル、ベース車両はトヨタの2代目MR2(SW20型)。車両名のMRはもちろんMR2から、Pの部分はパンテーラから由来している。
赤×黒の懐かしいカラーリング、エッジの立ったデザインからはもとのクルマがMR2であることを気がつかせる要素がなく、ダッシュボードを見てようやく「SW20だ」とわかる人がいるくらいに、再現度、仕上がりの高い1台であった。
まさかのヴェルファイアがピックアップトラックに!?
東京オートサロン2018では、トヨタ ヴェルファイア(20系)をピックアップトラックに改造した「NATS VELLFIRE PICK UP」が登場。
ヴェルファイアをピックアップトラックに改造しているだけでも珍しいのに、厳ついタイヤを履かせハイリフト化まで行われていた。
ピックアップ化するにあたり、ヴェルファイアのフロントドアより後ろを大胆に改造。2名乗車を想定しているとのことだが、単に荷台の大きなピックアップにするだけではなく、座席後部に空間を残しエクストラキャブとしているのも興味深いところ。
そしてフレームを下部に延長して、エンジンごと下げることでハイリフト化を達成。ランドクルーザー80系のオーバーフェンダーの幅を増して取り付けたというオーバーフェンダーは、ワイルドな雰囲気も手伝って今まで見たことがないヴェルファイアを作り上げた。
後部のカーゴスペースももちろん手作り。フロントマスクが30系ヴェルファイアにスワップされているのもさりげないカスタマイズポイントだ。
ミニバンで街道レーサースタイルを実現
同じく東京オートサロン2018で登場したのは、懐かしの「街道レーサー」スタイルにカスタマイズされた「NATS ブギ☆グランド」。名前からもわかる通り、日産 初代エルグランドを大胆にも街道レーサーに仕立て上げた1台だ。
「家族みんなで乗れる合法街道レーサー、お父さん世代に新提案」というコンセプトのもと、セダンではなくミニバンで街道レーサースタイルを実現。
街道レーサーの定番ポイントが押さえられているほか、日産 Y33型セドリック/グロリア グランツーリスモ系のパーツを流用して丸目4灯を再現。
クラシカルなウインカーをビルトインしたメッキバンパー風の造形、幅広感を強調すべくトヨタ 2代目センチュリーのテールライトを埋め込むなど1970年代のクルマらしい雰囲気を出すための工夫も数多い。
ちなみにベースとなったエルグランドは、2013年の東京オートサロンに出展された「R34型GT−R風」にカスタマイズされたエルグランドの再利用とのこと。同校ではこのような過去の展示車の再改造も数多く行われている。
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