ムーヴよりも売れているムーヴキャンバス! 程よいサイズにスライドドアが大ウケも、新型モデルはカスタムモデルに期待【ディラーの声を聞いてみた】
- 筆者: MOTA編集部 木村 剛大
- カメラマン:MOTA編集部
ホンダ N-BOXを代表するスーパーハイトワゴンが台頭するまでは、ダイハツ ムーヴやスズキ ワゴンRといったハイトワゴンが人気を博していた。要するに現在の軽自動車市場はスライドドアを持つ背の高いモデルが支持されているのだった。じつはムーヴ自身にも変化が起きており、本家のムーヴよりもムーヴキャンバスの販売比率が年々高まっているのだった。そこで今回はダイハツディーラーに今の状況を直撃! すると納得の答えが返ってきたのだ。
ムーブキャンバス大成功の理由はサイズとスライドドアの採用にあり
ダイハツ ムーヴキャンバスはその名の通りムーヴの派生モデルである。最大の違いはムーヴのリアドアが一般的なヒンジタイプとなっているのに対し、ムーヴキャンバスはスライドドアを採用している点にある。
かわいらしいデザインが女性に大ウケ! その一方で男性オーナーも増えつつある
それならばスーパーハイトワゴンのタントでもいいのでは? という声もあるのも事実である。その疑問を都内近郊のダイハツディーラーに直撃すると「より広さを求める方はタントを選びますが、あまり背の高くない。そしてスライドドアが欲しいというユーザーが相当数いるのです」という。
たしかにタントでは大きすぎで、扱いやすさを考えたらムーヴキャンバスはいい落とし所なのだった。
つづけて先にディーラーマンは「ムーブキャンバスは可愛らしいデザインのため女性オーナーが圧倒的ですが、男性もこのサイズを望む方は年々増えている」と語っていた。ムーブ程度のサイズでスライドドアがあればもっと便利なのに……と筆者も感じていただけに、大いに納得できる話であった。
新型ムーヴキャンバスに期待したいのは、やんちゃ仕様のカスタムモデルだ
となれば期待したのは新型ムーヴキャンバスの存在だ。こちらは2016年に発売されており、2021年には5年目を迎えるモデルである。ベースとなるムーヴのフルモデルチェンジもまもなくと噂されているだけに、新型モデルがどのような進化を遂げるのか? は気になるところである。
>>ダイハツ ムーヴのフルモデルチェンジはまだ!? 新型登場の鍵を握るのは、シリーズの人気を支えるムーヴキャンバスの存在だった
そして可愛らしいデザインのムーブキャンバスは、昨今の軽自動車にしてはかなり珍しい個性的なモデルである。その一方で男性からもサイズ面、そして機能面も支持されているだけに、男性が乗っても不自然ではないムーヴキャンバスカスタムのような、やんちゃなモデルの追加にも期待したいところである。
それだけに一早い新型モデルの販売が待ち遠しい一台だ。
【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】
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