日産 キューブ & キューブキュービック 新型車徹底解説
- 筆者:
個性をキープしながら快適性をアップ
キューブとキューブキュービックが、質の向上を目的としたマイナーチェンジが行われた。同時に、特別仕様車も発売された。
キューブの変更点としては、フロントグリルがメリハリのついたデザインに変更され、また14インチフルホイールカバーの意匠変更が行われている。インテリアは、クロス張りドアトリムや、1DINのCD/AM/FM電子チューナーラジオなどが装備されている。
キューブキュービックとしては、キューブ同様にフロントグリルの意匠変更が行われたほか、4WD車が新たに設定されている。
キューブ&キューブキュービック共通の変更点としては、ヘッドランプやフロントターンランプ、クリアランスランプ、フォグランプフィニッシャー、フロントバンパー、リヤコンビネーションランプなどが意匠変更となり、視認性/被視認性ともに向上されている。インテリアは、新デザインのホワイトメーターやクラスターの形状変更、撥水加工されたシルキースエードシートなど、細部の変更によりスパイスを効かせている。また走行面では、ティーダやノートなどに搭載されて好評なHR15DEエンジンを、今回キューブ/キューブ キュービックにも新たに導入された。そして全車としては、平成17年基準排出ガス75%低減レベルの認定を受け、「平成22年度燃費基準」を達成、グリーン税制の優遇措置を受けることが可能となっている。
なお、今回のマイナーチェンジにともない、グレード体系の見直しも行われた。
そして、同時に発売された特別仕様車「15M プレミアムインテリア」。15Mをベースとして、キューブ/キューブ キュービックともに設定された。具体的な変更内容としては、撥水加工のシルキースエードシートや、本革巻3本スポークステアリング、除菌機能付のプラズマクラスターイオン フルオートエアコン、オートライトシステム、15インチアルミロードホイール、175/60R15 81Hラジアルタイヤ、といった装備で、名前のとおり、インテリアデザインの質の向上がなされている。
また、今回のマイナーチェンジをうけ、オーテックからは「ライダーシリーズ」のデザイン変更がなされた。パーツデザイン変更がなされ、黒を基調としたインテリアとなっている。さらに専用スポーツマフラーなどを装備してスポーティ感を高めた「ライダーアルファ」が設定される。
そしてライフケアビークル(LV)シリーズについても、今後順次発売される。
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