トヨタ FJクルーザー 実燃費レビュー【ワインディング編】(2/2)
- 筆者: 金子 浩久
- カメラマン:オートックワン編集部
運転し易く一体感が伴うワインディングロード
コーナーが連続する狭い道でも、FJクルーザーが運転しやすいのは、採用されているパワーステアリングが油圧方式だということも関係しているだろう。
これも、現代の多くのクルマは軽量化のために電子制御式のパワーステアリングを用いているが、重量級のクルマに用いられた油圧式の利点は、反応がナチュラルなことだ。
ハンドルを切ってタイヤが向きを変え、車体がその質量を感じさせながら曲がっていく流れに、ちゃんと一体感が伴っている。
ワインディングロードでも、FJクルーザーの自然な走りっ振りは大きな魅力となっている。
しかし、難を付けるとすれば、メリハリの少し不足しているブレーキだ。
踏み込んだ瞬間には減速の反応が乏しく、そこからさらに強く踏み込んでクルマの勢いがようやく殺がれる感じがする。
トヨタ FJクルーザー 実燃費レビュー
【一般道編】走行ルート:国道15号~国道131号~首都高 大師IC/実燃費:5.1km/L
【高速道路編】走行ルート:首都高 大師IC~アクアライン~館山自動車道 富津竹岡IC/実燃費:7.9km/L
【ワインディング編】走行ルート:富津竹岡IC~国道33~房総スカイライン~君津IC/実燃費:8.2km/L
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