日産 フーガハイブリッド 実燃費レビュー【高速道路編】(1/2)

  • 筆者: 金子 浩久
  • カメラマン:オートックワン編集部
日産 フーガハイブリッド 実燃費レビュー【高速道路編】
フーガハイブリッドを試乗する金子氏 EV走行中のフーガハイブリッド EV走行中のフーガハイブリッド 東京湾アクアラインを走行中 木更津料金所 木更津ジャンクション 鋸南保田インターチェンジ フーガハイブリッド 高速道路編の実燃費は「16.3km/L」 画像ギャラリーはこちら

時速80キロからのエンジンストップ

殿町ICから首都高速に乗り、アクアライン経由で房総半島に渡った。

ついさっき、東京芝浦の先の日の出埠頭にいたのが、もう千葉県にいる。ずいぶん便利なったものだ。20年も経たない前だったら、国道16号をずっと走って来なければならなかった。

フーガハイブリッドは、とても快適にアクアラインを渡っていく。

真骨頂の走行中のエンジンストップは、殿町ICから川崎縦断道路に乗ってすぐから作動し始めていたが、改めて確認してみた。

ちょうど、アクアラインも空いてきて、しばらく直線が続く。「うみほたる」を過ぎて道路が少し下り勾配を持った直線ならば、エンジンが停止するだろう。

EV走行中のフーガハイブリッド

ストンッ。左側の走行車線を時速約80キロで走行し、スロットルペダルを少し緩めた。その瞬間に、エンジンは停止した。

一般道と違って速度が高いから、タイヤと路面との擦過音や風切り音も小さくはない。しかし、エンジンも1,700~1,800回転を連続して回転しているので、停止すると明瞭にわかる。

高速で連続走行しているのにタイヤノイズと風切り音だけが聞こえてくるから、かえって、エンジン停止が目立つ。まるで、グライダーで大空を滑空しているかのような感覚だ。

ヨットが帆にたっぷりと風を孕んでクルージングしている時の様子にも似ている。

ご存知のように、アクアラインは東京湾をまたぐようにして千葉県へつながっているから、海風が強い。よけいに風切り音が目立つ。

これは、今まで乗ったどんなクルマとも似ていない、ちょっと不思議な感触だ。唯一、似た感覚としては、同じ原理を用いているカイエンハイブリッドだけだった。

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金子 浩久
筆者金子 浩久

モータリングライター 1961年東京生まれ。 自動車と自動車に関わる人間について執筆活動を行う。主な著書に、『10年10万キロストーリー』(1~4)、『セナと日本人』、『地球自動車旅行』、『ニッポン・ミニ・ストーリー』、『レクサスのジレンマ』、『力説自動車』など。記事一覧を見る

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