ホンダ CR-Z 実燃費レビュー【一般道編】(1/2)
- 筆者： 金子 浩久
- カメラマン：オートックワン編集部
CR-Zに感じる強い存在感と注目度の高さ
最近、乗っていてこれほど注目されたクルマも珍しい。ホンダの新しいハイブリッドカー「CR-Z」だ。
発表直後に行われた報道陣向けの試乗会で走った徳島周辺では、大袈裟ではなく、赤信号で停まるたびに多くの視線を集めていたし、走行中にも隣の車線を走るクルマや歩道の歩行者から指を指されたりした。
日本車としては久しぶりの2ドアクーペということもあるし、インサイトに続くホンダのハイブリッドカーということもあるだろう。
それだけ、みんながCR-Zに寄せる期待が大きいということだ。カッコいいかどうかは見る人によるものだけれども、CR-Zの存在感はとても強い。
早朝の都内から国道254号を北上していった。「アルファ」と「ベータ」という2グレード設定されているうちの、装備が豪華なアルファの6段マニュアルトランスミッション付き。
CR-Zは、発表から一ヶ月も経過していないにもかかわらず、1万台も受注したというから、やっぱり人気は高い。受注分の約4割の人が、この6速MTを選んでいる。
積極的に運転を楽しみたい人が多いということなのだろう。
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モータリングライター 1961年東京生まれ。 自動車と自動車に関わる人間について執筆活動を行う。主な著書に、『10年10万キロストーリー』（１～４）、『セナと日本人』、『地球自動車旅行』、『ニッポン・ミニ・ストーリー』、『レクサスのジレンマ』、『力説自動車』など。記事一覧を見る
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