フォルクスワーゲン ゴルフGTI 実燃費レビュー【vol.3 200-300km】(1/2)
- 筆者: 金子 浩久
- カメラマン:オートックワン編集部
思い通りにライントレースできるDCC(アクティブシャシーコントロール)
千曲川さかきパーキングエリアまでの100キロでは、燃費は12.3km/Lだった。
その前の100キロに比べて、0.8km/L多く燃料を消費しているのは、関越自動車道と上信越道で登り勾配がずっと続いていたからだろう。次の200-300km区間では、さらに燃費が悪化し8.5km/Lまで下がった。
千曲川さかきパーキングエリアから信州中野インターチェンジで上信越道を降り、志賀草津道路を通って、渋峠の先まで。渋峠は長野と群馬の県境に位置し、標高2,172メートルを数える、国道が最も高いところを通る峠だ。
志賀草津道路は、急峻な登り勾配とコーナーが連続するワインディングロードで、クルマにとっては過酷な道だ。
DSGの“S”モードを選び、DCCは“スポーツ”を。DCC(アクティブシャシーコントロール)システムは、ドライビングの状況に応じて、ダンパー特性を変化させ挙動変化を小さくするものだ。
先代GTIから受け継ぎ発展させたものだが、ダンピング特性の変え方が絶妙だ。ナチュラルで、キメが細かい。連続するコーナーを狙ったライン通りに走り抜けるには、“スポーツ”が適している。
もうひとつ、ワインディングロードでゴルフGTIを輝かせていたのが、前回のvol.2でも記述したXDSの働きだ。XDSは、次のような働きを行う。
高速コーナーを抜ける時に、GTIのフロント・イン側ホイールの負荷が不足しているとGTIのコンピューターが判断すると、ESPの油圧系統がそのホイールに制御を行い、トラクションを確保する。瞬間的にブレーキを掛けるのだ。
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