レクサス HS250h 実燃費レビュー【総評編】(2/2)

  • 筆者: 金子 浩久
  • カメラマン:オートックワン編集部
レクサス HS250h 実燃費レビュー【総評編】
レクサス HS250h フロントスタイリング レクサス HS250h リアスタイリング レクサス HS250h サイドビュー レクサス HS250h イメージ レクサス HS250h イメージ レクサス HS250h テールランプ レクサス HS250h タイヤ&アルミホイール レクサス HS250h トランクルーム vol.1より。HS250hと金子浩久氏 vol.2より。煌めきの丘にてHS250hと金子浩久氏 道の駅 天城越えにてHS250hと金子浩久氏 画像ギャラリーはこちら

狙いは正しいHS250hは、小さくても安っぽくないクルマ

vol.4より。ナビで残りの距離を計算中の金子氏vol.5より。HS250hと金子浩久氏

HS250hは、不思議なクルマだ。

ハイブリッドという最先端動力源を持ち、使いやすいレーンキーピングアシストなどの新技術が用いられているのにも関わらず、新しいクルマを運転している気持ちの昂りが、あまり湧き起こってこない。プリウスからは強烈に感じられる未来っぽい感じが、まるでないのだ。

やっていることはスゴく新しいのに、新しさが表現されていない。表現というのは内外デザインだけのことではなく、特別に優れているわけではない燃費も含まれる。

想定できるユーザーは、同じレクサスのIS250ではスポーティに過ぎると思うような人や、ハイブリッドそのものに興味のある人などだろうか。

冒頭に記したように、どうも、IS250を補完する役割ばかりが目立っているように思えるのは、気のせいか。小さくても、安っぽくないクルマ。

レクサス HS250h インパネ

極限の性能ではなくて、日常の使い勝手に優れたクルマを求める中高年の声は、僕の耳にもよく入ってきてる。

個人的には、リタイアした人にはどんどんクルマに乗ってもらって、楽しんでもらいたいと思っている。これからリタイアするような年代だったら、若い頃からクルマの経験も豊富だろうから、舌も肥えているに違いない。

そうした人たちには、HS250hのようなクルマが選択肢の上の方に入って来るはずだ。狙いは、とても正しい。プログレのように一代限りで止めてしまわないで、作り続けて欲しい。将来、僕が買うかどうかはわかりませんが。

レクサス HS250h センターコンソールレクサス HS250h フロントシートレクサス HS250h リアシートレクサス HS250h ワイドビューフロントモニターレクサス HS250h マルチインフォメーションディスプレイ

レクサスHS250h燃費データ

0-100km:区間燃費15.4km/L 総合燃費15.4km/L(首都高速~東名高速走行)

100-200km:区間燃費14.2km/L 総合燃費14.4km/L(一般道~山坂道)

200-300km:区間燃費13.2km/L 総合燃費14.0km/L(一般道~中高速コーナー)

300-400km:区間燃費11.3km/L 総合燃費13.4km/L(伊豆スカイライン~箱根スカイランなど)

400-500km:区間燃費17.3km/L 総合燃費13.9km/L(中央道~首都高速)

ワインディングが多かった区間では11km台まで落ちたが、最後の高速メインの区間では17km台という燃費になった。500kmを走行した総合燃費は13.9km/Lを記録。

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金子 浩久
筆者金子 浩久

モータリングライター 1961年東京生まれ。 自動車と自動車に関わる人間について執筆活動を行う。主な著書に、『10年10万キロストーリー』(1~4)、『セナと日本人』、『地球自動車旅行』、『ニッポン・ミニ・ストーリー』、『レクサスのジレンマ』、『力説自動車』など。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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