スバル レガシィ 実燃費レビュー【vol.1 0-100km】(2/2)
- 筆者: 金子 浩久
- カメラマン:オートックワン編集部
ターボ過給しない自然吸気式とはいえ、2.5リッターのトルクは十分以上で、混んだ首都高速道路でも交通の流れをリードできる。スロットルペダルを少し戻し、しばらくしてから再び踏み込んだ時のレスポンスも力強く、自然で好感が持てる。
新型レガシィのモデルチェンジの大きな特徴のひとつに、CVTの採用が挙げられる。
金属ベルトやチェーンを用いて無段階に変速し、伝達ロスを無くし、その分オーソドックスなトルクコンバーター式のオートマチックトランスミッションよりも燃費とドライバビリティの向上を目的としている。
レガシィのCVTは“D”モードに入れて走れば無段階に変速し、そのままシフトレバーやハンドル裏のパドルを操作して、6段階に変速することもできる。実用化初期のCVTは、エンジン回転の上下に遅れて、クルマのスピードが上下する傾向が強かった。レスポンスが悪く、ドライバビリティが貧弱だった。それに較べれば、レガシィのCVTには、隔世の感がある。
首都高速から東北自動車道へ入っても、レガシィは軽快に走っていった。
0-100KM燃費
東京国際フォーラムを7時頃出発し東北道内で走行距離100kmとなった燃費は、13.5km/lを記録。(エアコンはオートで25度に設定)
500km燃費レビューは、初回のエスティマハイブリッドに引き続きインサイト、ウイッシュ、プリウスとレビューを重ね今回5台目にチョイスしたクルマは、このレガシィツーリングワゴン。長距離ドライブが得意で似合うレガシィツーリングワゴンは500kmのゴールでどんな結果を残すのか!?
今回は、東京~東北道~那須~日光~関越道~東京のコースをチョイス!(編集部)
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