激売れの最上級ミニバン「トヨタ 新型アルファード」の“本当の燃費”を測ってみた(5/5)
- 筆者: 永田 恵一
「トヨタ アルファード」燃費レポート/総評
トヨタ アルファード2.5G 総合実燃費/10.5km/L
ホンダ オデッセイG 総合実燃費/10.7km/L
このレポートを読んでいただくと、現行アルファード&ヴェルファイアが高速道路編で書いたように「大型ミニバンであるだけでなく、イメージ通りの高級車」に進化したことが理解していただけると思う。
今回の燃費テスト車である2.5リッターNAは車両本体価格が400万円、オプションなどを装着していけばあっという間に500万円という高額車であったが、それでもクラウンの2.5リッターNAと同価格ということを考えればアルファード&ヴェルファイアを選ぶ人も多いことにも納得できる。
また、車というものの輝きがかつてほどではない現代であるが、その中でアルファード&ヴェルファイアの持つステータスは非常に高く、アルファード&ヴェルファイアを買ったお父さんの誇らしげな姿や、アルファード&ヴェルファイアが家族勢揃いで納車される光景が目に浮かぶ。
つまり、普通の人にとってかつては「クラウンがゴールとなる1台」であったのが、アルファード&ヴェルファイアがそのポジションに着きつつあることを実感したテストであった。
次回は「ヴェルファイアハイブリッド」での燃費テストによる、2.5リッターNAとの違いや損得勘定などをレポートしたいと思う。
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