スバル、新型フォレスターを世界初公開|2.5リッター直噴ノンターボエンジンに統一【ニューヨークショー2018】

  • 筆者: 桃田 健史
  • カメラマン:桃田 健史・SUBARU

5代目となる新型フォレスターは”力強いSUVらしさ”を強調

スバルはアメリカ現地時間2018年3月28日、ニューヨークモーターショーで新型フォレスターをワールドプレミアした。1997年発売の初代から数えて、今回で5世代目となる。

今回展示されたのは北米仕様で、モデルラインアップとしては最上級のツーリング、それに次ぐリミテッド、さらに今回から新規に設定したスポーツを展示した。

外観はフォレスターの特徴である、誰もが気軽にアドベンチャーを感じることができる走りの機能性をベースに、力強いSUVらしさを強調した。

寸法は、全長×全幅×全高=4625mm×1815mm×1730mm、ホイールベースは2670mmの

5人乗り。

インテリアは、SUVらしいゆとりを感じながら、機能性との兼ね合いを十分に考慮した質感を狙い、ドアトリムに複数の種類の表皮と使うなどの工夫を凝らした。

>>気になる!新型フォレスターの詳細を画像でも見る![フォトギャラリー]

2.5リッター直噴エンジンを新搭載、ターボエンジンはどうなる!?

エンジンは2.5リッターだが、これまでの同排気量エンジンに対して約90%の部品を刷新して直噴化した。最高出力は182馬力、最大トルク239Nm。変速装置はCVTでマニュアルモードで7速化した。AWDは新型XVと同じX-MODEだが、雪道や濡れた道など走行状況によって運転者がダイヤル式のスイッチでモードを切り替えることができる。

 車体は、新型インプレッサと新型XVと共通のスバルグローバルプラットフォーム(SGP)を採用。第四世代と比べて、音や振動に対する性能が上がり、運転中の安心感が大幅に上がったという。

ドライバーを監視する安全装備をスバル初採用

また、スバルとして初採用したのが、予防安全用のドライバーモニタリングシステムだ。

ダッシュボード中央にあるカメラでドライバーの顔の表情をとらえて、わき見運転や居眠り運転をした際に運転者に対して警告を出す。アイサイトとも連動して、早めの自動ブレーキをかけるなど運転者の安全確保に役立てる。

新型フォレスターの発売はアメリカが2018年秋で、日本向けの詳細については今回未発表だった。

[現地速報レポート:桃田 健史]

スバル 新型フォレスター 世界初公開の瞬間を動画でチェック

スバル 新型フォレスター主要諸元

ボディサイズ:全長4625mm×全幅1815mm×全長1730mm

ホイールベール:2670mm

最低地上高:220mm

エンジン:FA25型 2.5リッター水平対向4気筒DOHC16バルブAVCS直噴

排気量:2498cc

ボア・ストローク:94×90mm

出力:182hp/5800rpm

トルク:176lb-ft/4400rpm

燃料タンク容量:63L

燃料種類:87AKI

トランスミッション:リニアトロニック(フル電子制御自動無段変速CVT)

駆動方式:シンメトリカルAWD

タイヤサイズ:225/60 R17、225/55 R18

乗車定員:5名

スバル/フォレスター
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新車価格:
306.9万円385万円
中古価格:
34.8万円453.8万円

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桃田 健史
筆者桃田 健史

日米を拠点に、欧州、BRICs(新興国)、東南アジアなど世界各地で自動車産業を追う「年間飛行距離が最も長い、日本人自動車ジャーナリスト」。自動車雑誌への各種の連載を持つ他、日経Automotive Technologyで電気自動車など次世代車取材、日本テレビで自動車レース中継番組の解説などを務める。近著「エコカー世界大戦争の勝者は誰だ?」(ダイヤモンド社)。1962年東京生まれ。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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