スバルゲレンデタクシー5周年!「SUBARU SNOW FES IN NAEBA」に突撃取材!

  • 筆者: オートックワン 編集部
  • カメラマン:オートックワン 編集部・株式会社SUBARU

過去最大規模の全国4スキー場で開催したスバルゲレンデタクシー

今シーズンで5周年を迎える冬の人気イベント「スバルゲレンデタクシー」。スバルのSUVがタクシーになり、リフトの代わりにスキーヤーとスノーボーダーを山頂まで運ぶというイベントだ。

年々規模を拡大するゲレンデタクシーだが、今年はサッポロテイネスキー場(北海道)、安比高原スキー場(岩手)、栂池高原スキー場(長野)、苗場スキー場(新潟)の4会場という過去最大規模での開催となった。

オートックワンでは、サッポロテイネスキー場(2017年12月16日~17日)、安比高原スキー場(2018年1月20日~21日)の2会場のイベント取材を行ってきたが、今回は最終開催となる苗場スキー場で行われた「SUBARU SNOW FES IN NAEBA」(2018年2月17日~18日)の模様を取材してきた。

>>吹雪の中で行われた「SUBARU SNOW FES IN NAEBA」の画像を見る

5周年を記念して初めて開催された「SUBARU SNOW FES IN NAEBA」

「SUBARU SNOW FES IN NAEBA」は、ゲレンデタクシーの5周年を記念して、初めて開催されたイベントだ。

これまで各会場で実施されてきたゲレンデタクシーに加え、スバルの雪上走行性能を自分の運転で体感できる雪上コース試乗や全日本ラリー選手権などで活躍するプロドライバーが運転するWRX STIに同乗する「SUBARU SNOW DRIVING EXPERIENCE」(事前予約)、夜のゲレンデで繰り広げられる打ち上げ花火とWRX STIのコラボレーションパフォーマンスなど、ゲレンデ全体でスバルを楽しめる盛りだくさんの内容である。

恒例のゲレンデタクシーの乗車は、タクシーの前で写真を撮ってSNSで「♯ゲレンデタクシー」とつけて投稿すると乗車券がもらえるというもので、他の会場同様に多くの”乗客”でにぎわっていた。

ゲレンデタクシーとして乗客を運ぶのは、フォレスター、XV、レガシィアウトバックの3モデル。いずれもスバルが誇る卓越したAWD性能を持つSUVだ。

苗場スキー場に設置されたコースの最大斜度は20度とかなりのもの。それに加え、吹雪で視界不良という過酷なコースになっていた。

筆者はラリードライバーの新井敏弘選手がドライバーを務めるフォレスターのゲレンデタクシーに乗車させてもらったのだが、そんな状況でもフォレスターは余裕で斜面を駆け上っていく。

新雪が降っているのでコース上は一見フカフカに見えるのだが、その雪の下にはアイスバーンが隠れていて普通の車ではまず走れない状況の中、新井選手はコース頂上でドリフトターンを決めて、そのまま下山。もちろんプロのテクニックがあってこそなのだが、フォレスターであればいとも簡単に下っていけるのだ。

ゲレンデタクシーはリフトの代わりとして運行されるということで、本来であればタクシーで上まで登って、下りはスキー・スノーボードで各自が滑り降りてくることを想定しているのだが、新井選手の話では、ほとんどの乗客は上り・下りともに乗車して、普段は体験できないゲレンデでの雪上走行を楽しんでいたそうだ。

なお、ゲレンデタクシーにはミシュランのスタッドレスタイヤ「X-ICE3」が装着されていたのだが、それ以外の車両の基本性能は全くのノーマルとのこと。四輪駆動を初めて乗用車に搭載したスバルが長年培ってきた卓越したAWD性能を垣間見ることができる貴重な機会とあって、ゲレンデタクシーの乗車を待つスキーヤー、スノーボーダーの長い列が途切れることはなく、苗場スキー場での開催も大盛況となった。

プロドライバーによるWRX STIの雪上同乗体験も!

苗場スキー場では、他の会場には無いコンテンツとして「SUBARU SNOW DRIVING EXPERIENCE」も開催された。こちらは事前に予約が必要なもので、雪上およびリン林道クロスカントリーの試乗体験に加え、プロドライバーである新井敏弘選手・鎌田卓麻選手によるドライビング同乗体験ができるという内容だったのだが…。あいにくの悪天候により、プロドライバーの同乗体験のみが実施された。

苗場プリンスホテルの駐車場に特設コースが用意されたドライビング同乗体験は、パイロンの間をWRX STIがドリフトしながら駆け抜けるというスリリングなものだ。

鎌田選手が走行するWRX STIは、吹雪による視界不良の中、ありえないスピードでパイロンをすり抜けていく。コースの奥に姿を消したかと思ったら、今度は雪煙を上げながらドリフトを繰り返してゴールするという、プロだからこそできる華麗なドライビングテクニックを披露してくれた。

実際に同乗させてもらうと、外から見ているのとは全く違って、不安を感じない安定した走りにビックリした。雪上はクルマが滑ってコントロールしにくいものだと思っていたのだが、その状況を巧みに利用するとともに、スバル車の基本性能の高さにより実現できるものだということが実感できた。

雪道でも絶大な安心感のフォレスター

余談だが、今回苗場スキー場に行くにあたり、フォレスター 2.0i アイサイトを相棒にした(スタッドレスタイヤはブリヂストンのSUV専用モデル「ブリザック DM-V2」)。

フォレスター 2.0i アイサイトは、悪路走破性をさらに高める「X-MODE」は未装着のモデルではあったが、雪道でバツグンの安定感を発揮してくれた。さらに、220mmという余裕ある最低地上高もあいまって、雪が多少深い場所でも問題なく走行することができた。

アイサイトの機能の1つである「全車速追従機能付クルーズコントロール」を利用して高速道路を走行してみたのだが、先行車と適切な距離を保ってついて行ってくれるので、運転が非常にラクだった。

ステレオカメラを利用しているため、吹雪の中ではアイサイトが利用できないという場面もあったのだが、帰りの高速道路で渋滞にはまった時に、自動で車速を調整してくれるのはとてもありがたかった。

しかも加減速が人間が運転する感覚と近いため、あまり違和感が生じないのも疲れを感じにくいポイントだと感じた。アウトドアレジャーで疲れた帰り道でも、運転を適宜フォローしてくれるフォレスターは非常に頼もしかった。

また、特に燃費を気にして走っていなかったにもかかわらず、平均燃費は12.8km/Lをマーク。常時全輪駆動車としてはかなり優秀な燃費なのではないかと思った。

今回の苗場スキー場でのSUBARU SNOW FES IN NAEBAをもって、今シーズンのゲレンデタクシーは幕を閉じた。来シーズンはもっとパワーアップしたゲレンデタクシーを楽しむことができるのではないかと、期待したいと思う。

[TEXT:オートックワン編集部/PHOTO:オートックワン編集部・株式会社SUBARU]

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筆者オートックワン 編集部
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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